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のだめカンタービレ13

401 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/13(金) 16:51:57 ID:3oeVJUIt
お風呂を恥ずかしがる男ってなんか嫌だな。
よっぽどコンプレックスでもあるのかしら、と心配になるw

402 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/13(金) 17:04:49 ID:x0Cvtl0u
結構いるよ、風呂一緒に入るの嫌がる男。
コンプレックスとかではなく「風呂くらい一人でゆっくり入りたい」らしい。
下心とかまったくないタイプ。

403 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/13(金) 17:16:13 ID:Y04dDHpm
俺は一人で入りたいタイプだが、その時の気分や雰囲気次第かも。


404 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/13(金) 17:56:05 ID:hqjQXwWm
のだめが変態だから身の危険を感じるんでしょ

405 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/13(金) 19:56:30 ID:mhKkyJ2V
だなw

406 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/13(金) 20:00:01 ID:m30kCTuH
普段は身の危険とか言いつつ
いざとなれば自分から押し倒すくせに〜w


407 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/13(金) 22:06:01 ID:/up081F9
そりゃームッツリの首位打者ですからw

408 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/13(金) 22:07:33 ID:/up081F9
お、なんだ?漏れのIDにスラッシュなんか入ってるw

409 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/13(金) 22:34:28 ID:M4vOceGv
のだめだけ服着てると、どこに隠しカメラ仕込んでるかわからないから嫌なんじゃない?

のだめも丸腰(裸)ならOKなのかも

410 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/13(金) 23:10:41 ID:x0Cvtl0u
一緒に入りたがっていたのだめが、いざ入ってみるとすごく恥ずかしがって
(千秋の裸を見るのが目的だったため、自分の裸を見られることまで頭になかったとかw)
拒否ってた千秋がそんな恥じらうのだめを見て興奮…みたいなシチュで読んでみたい。
初々しい二人…

411 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/13(金) 23:25:08 ID:7bwkIzxv
410のシチュ、萌えます。ぜひ読んでみたい。


412 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/14(土) 00:48:45 ID:qiQ+MmXS
>>402
いるいるそういう奴。恋愛の奥深い醍醐味を知らずにいるかわいそーな奴と思ったことある。

413 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/14(土) 01:03:47 ID:gSuLjGS6
でも、のだめって平気で中学生くらいまで弟と一緒に風呂入ってそうww
最終的には、よっくんに嫌がられて、一人で入ることにしたとか。
千秋にすれば、面白くないよなー。

414 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/14(土) 01:12:39 ID:pCa0Y3UU
2人がまだ隣同士だったころのお話。(5月とか6月くらいの)


*************

バム!と音を立てて、千秋はメガ―ヌのドアを閉める。
両手には食料品の買い物袋。
すでに夕闇がせまり、薄暗くなったアパルトマンの中庭を、大袋をわさわさ云わせながら横切る。
見上げた自室とその隣の部屋の窓には、まだ灯りがともっておらず、のだめが帰宅していないと思った。
せかせかと階段をあがり、自室に入る。
「トイレトイレ…。」
買い物袋をキッチンのテーブルにゴトン、ゴトンと置くと、すぐ踵を返し、玄関脇のトイレに向かった。

ガチャっとドアを開けると、そこはもうもうたる湯気。
「わっ!」
奥を見れば、のだめがシャワーカーテンを閉めずにバスタブに浸かっている。
「…コラ!カーテンを…!」
大声を出そうとしてよくよく見れば、のだめは泡の立った湯船の中で、首だけ出して眠っているようだ。
わずかに横に傾けた頭は既に洗髪済みのようで、ボブカットの毛先が頬に張りついた状態で、1度かくんとその首が折れ、絶妙なところで湯に浸からずにいる。
「のぼせるぞ…。」
課題漬けの毎日に加え、ヤキトリオの練習、1年目の試験準備と、日本の音大生だった頃とは比べ物にならないほど学生らしくしているのだめが、毎日疲れきって帰ってくるのを見ている。
今日はいつもにしては珍しく早めの帰宅時間であり、千秋がいないと思い勝手に風呂を使っていたのだろうが。
根をつめている時の、湯船で寝こんだ経験は千秋にも2度や3度ある。その気持ちは判るだけに、なんとなく起こすのを躊躇った。

(んー…ほっとけば溺れるかな…が、起こしてちかん呼ばわりされるのもな…。)



こんな感じからコミカルにスタートはいかがでしょ。
胸が泡で見えないのがなんとなく萌えだなあと…。

415 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/14(土) 02:04:59 ID:m/1XVtry
>>414
ふぉぉ、ここでおあずけですか?
(楽しく読んでたのに〜)
続き、楽しみにしてますー>職人さま方

416 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/14(土) 09:11:58 ID:kesYHclp
いいですねえ、お風呂で溺れかけて救出後エチ?
とこれはまたリレー?
>>414タンに続き書いて貰っても面白そうだけど…

417 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/14(土) 10:38:12 ID:pCa0Y3UU
414ざんす。いちおう確認。
1、寝てるのだめを気にしつつ、用を足す千秋。最中にのだめが水没して、あわててイチモツべろんのまま救出して、われに返ったのだめに目撃される。
2、用する前に一応のだめの事を引き上げ、起こしてから、「ちかん、のぞき、そんなに見たかったんですか」「ふざけるな」と一連のおやくそくをしている最中、泡はだかにムラムラする千秋。(←おしっこはどうしよう…)
どっちがいいですか。
もちろんコレいがいのリレーでも誰か続けてくださいませ。おれも読みたい。


418 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/14(土) 10:51:19 ID:IiVQvwEy
>>417
2も見たいけど、1のべろんもちょっと面白そうですねw


419 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/14(土) 11:09:26 ID:frb4lgvA
2がいいです。
1はちょっと千秋がマヌケすぎるw

420 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/14(土) 11:14:10 ID:IFKsyrC/
私も2でヨロシコ

うなぎは買いに走るのか?パリにうなぎは売ってるのか?
パリなら牡蠣ですかね?w (←リクにあらず)


421 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/14(土) 11:21:30 ID:frb4lgvA
2の場合で、静かにトイレを済ませ
のだめが起きず、「溺れたら困る…」とのだめを起こすのは?

422 名前:414[sage]:2007/04/14(土) 21:54:10 ID:pCa0Y3UU
皆さん案外保守的でつね。
本当は全部書きたかったので、それと410さんのシチュも考慮にいれて進行。

リレーにしてもらおおかと思ったけど、完結させる事にしますから。少々お待ちください。

さそいうけで悪いですが出だしだけ。
****************


「良く寝てるなー…。」
身体をやや斜めに倒して、湯船に浸かっているのだめ。
大好きな泡風呂の中での身体の線は見えないが、豊かな乳房が湯に浮かんで、丸い二つのブイのように光っていた。
「ほおー…。」
これはこれでなかなか見物で、つい目が釘付けになる。
上気した頬。閉じられた黒い濃い睫毛。
顔にに張りついた髪。
汗が額から顎、首筋、そして胸の間の谷に向かい、きらきらとした川を作って立体を演出している。
いつだったか、のだめを最高に感じさせた後に、ベッドに沈みこんで気絶していた時を思い出す。
一瞬見惚れてしまった。
(そういえば、しばらくしてねえ…。)

423 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/14(土) 23:41:45 ID:MC+G0yWd
>>422
リレーじゃない場合は全部出来上がってから投下が筋かと。

424 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/14(土) 23:53:44 ID:clCZMBmR
>>423
同意
にしても、休載あけはまだまだ先ですね…

425 名前:414[sage]:2007/04/15(日) 04:19:59 ID:fgiWTk/v
ノエルのはじめて…から1月の半ばくらいまでは、ほぼ毎日愛を交わしていたものだった。
それがデシャンオケにに集中したころから、だんだんペース落ち。
のだめも学校の課題がどんどん増えはじめ、俺の知らないところで、驚くほど長い時間をピアノに費やしている。
時折俺の部屋のピアノを使い、課題を聴かせてくれるが、そのたびに指運びの精度を上げていて、耳を疑いそうになる。
俺は俺でその音にインスパイアを受け、デシャンのリハにも熱が篭り、結果、公演は良い仕事をした…と思った。
思ったのに…。

はっ…思考がスライドしまくっている。
大体俺はなんだ。小便しに自分ちのトイレに入ってきて、なに遠慮してるんだ!くそ。

寝ている間に用を足そうと、トイレの蓋をあげ、前を出してはじめた。
水音が大きく響いて、やばいと焦って前かがみになる。

「ん……。」

のだめから妙に色っぽい吐息が漏れた。

やばっ!起きるか?我慢して起こして風呂から追い出せばよかった?!
焦りとはうらはらに、我慢した後に開始したそれは一向に排出し終わらず、いつまでも続いている。

と、のだめの身体が、ずずず…と斜めにかしいだまま沈み始めた。
(げ!顔が水についたら、絶対起きる!!)
ようやく排水量が減ってきたそれを、もどかしく感じながら、トイレットペーパーをガラガラ引き出して、強引に最後の滴を吸収させて便器に放ると、下着の中にそれをあわてて戻した。
見ればのだめは完全に、水没していた。
「げ…。」

426 名前:414[sage]:2007/04/15(日) 04:23:53 ID:fgiWTk/v
これで目がさめるかと感じたのだが、なんとなく見守る姿勢で、水没していったのだめの髪の先が、泡の中に沈んでいくのをぼんやりと見つづけてしまった。
4秒…5秒…。
やばいんじゃないか…?
「おい…っ!」
「がぼっ!…ぶ…!!!」
俺がようやく動きはじめ、湯の中ののだめの身体をさぐろうと手を突っ込んだのと、のだめがもがきはじめたのは同時だった。
「のだ…ぶわっ!」
湯船の中にも係わらず、のだめはパニクって手足をばたばたさせている。
まずい。このままだとほんとうに溺れ死ぬ。
腕をつかもうと必死になってさぐるのだが、湯の中でつるつるすべって捕える事が出来ない。
ザブサブと無駄に波打つ湯を顔に受けながら、俺は両腕を深く挿しこんで、なんとかのだめの脇の下に腕をくぐらせ、引き上げようとした。
「げはーーっ!がはっ!あううう!」
「コラ!俺だ!落ちつけ!」
有り得ないような力で俺にしがみついてくるのだめに、俺まで湯に引き込まれないよう、渾身の力で引き上げた。
溺れる人間は重い。ぐお…っ!
俺まで顔を湯につけながら、ようやっとのだめを腰まで引き上げた。
おれのシャツもびしょびしょに。
のだめは俺に、怯えた子供の様にしがみついて、咳き込んでいる。
「げごっ!ハっ!げほん!あ、せんぱ、げほっ!」
「大丈夫かよ…。足ちゃんとつくだろ。しっかりしろ。」
「はう…げほっ。」
ようやく落ちつきを取り戻してきたのだめは、それでもまだ俺にしがみついて、呼吸を整えている。
俺はというと、胸元に感じる濡れた感触に、熱いのだめの乳房をもろに受け、どさくさまぎれに抱きとめた背がぬるぬるつるつるするのを利用して、親切ごかしになでてやり…いや、こんな時、背中をなでるのは当然じゃないか!
「せんぱい…あれ…のだめ…なんで…」
「湯船で寝こんで溺れてたんだよ。たまたま俺が来たから良かったものを…。」
ゆっくり身体を離す。


427 名前:414[sage]:2007/04/15(日) 04:28:15 ID:fgiWTk/v
のだめは涙で真っ赤になった目で俺を見て、洟をすすって手でふいた。
「きたねえなあ。」
「ぎゃぼっハダカー!」
「何をいまさら…。」
のだめは慌てて湯の中にもどった。泡の浮いた水面の所で、両腕でかき合わされた胸が、寄せ合い深く谷間を作っている。
つい、くらっときた。
びしょぬれのシャツのボタンを外して、濡れて張りついた身体から剥くように脱ぐ。
「せせせ、先輩?入るんですか?はうあ?!ズボンも脱ぐんですか?」
「脱がなきゃ入れねえだろ。ってかおれが湯冷めしてきたんだよ。」
下まで手早く脱ぎすてて、見られる恥かしさを感じる前に湯に入った。
のだめとは向かい合わせ。
「はうーーー。いっしょにお風呂vvv。そっち行っていいですか。」
「……どうぞ?」
「うきゃ…v」
湯の中から一瞬立ちあがって、のだめは俺の前に来て後ろ向きにしゃがんだ。
立ちあがった一瞬に見られた光景が、まるでスローモーションのように思える。
ピンク色に染まった全身から、白い泡がざあっと流れ落ちる。それは総レースのキャットスーツを纏ったように、みょうなエロさを醸しだしていた。
俺の目線の高さに、歩みよってきたのだめの股間が位置し、垂れ下がった陰毛から泡まじりの水滴が流れ落ちている。
近寄ってきて、くるりと向きを変えると、つやつやした丸い尻が目の前を下降して、じゃぷんと湯の中にはいった。
やばい……なんとなくもう血が集まってきてる。
やばいってったって、そのつもりでなきゃいっしょに風呂に入ったりしないが。
こいつ分かってやってるのかなー。手だしして良いのか?
「うふん……いっしょにお風呂ーーー。久しぶりデスネ!」
「うん…おたがい忙しかったから。」
のだめの背後から手を廻して、腹の上で組んだ。
自然にのだめが身体を俺に預けてくる。


428 名前:414[sage]:2007/04/15(日) 04:30:53 ID:fgiWTk/v
ガラにもないが、肩に乗せてきたのだめの頭にキスをした。
たどるように数回、位置を移動させ、こめかみへ、そして頬へ。
「あん……。」
俺に顔を向けて来たのだめに口付けする。
唇をついばんで、舌を出して舐めると、のだめの方からも舌を絡めてきた。
ぐっと抱き寄せると、立ちあがりかけた俺の中芯がのだめの腰に当たるのを感じるだろう。
「ん……ム……。」
舌を深く挿し入れて上顎をくすぐる。
それだけでビクッと反応して。
かわいい。
「の……のぼせそうデス。」
「お前のほうが長く入っているからな。立てよ。」
「やん……。」
立てと言いながら、のだめの胸をまさぐる。
少し冷めてきた湯の中で、お椀をふせたような形の良いのだめの胸が、俺の手の中にふっくらと存在していた。
包んだ指の間に乳首を挿んで、前に引くように摘む。
「ああん、やっ、立てないデスヨ、やあん……。」
「遠慮するな。立てよ。イイコトしてやるから。」
「ふああ…ん。」
胸から手を離して、つつつと脇腹をたどる。
腰骨を支えて立ちあがらせた。
ざあーーとまた、泡がのだめの身体の上をすべっていき、ピンクに上気したのだめは少しふらつきながら俺の方へ向き直る。
「あ……しんいちくん……。」
目の前に揺れる陰毛を、舌で掻き分け、のぞいた小さな皮に包まれた蕾に吸いついた。
口の中で舌を細くして、その皮を剥いて中身をほじくる。
「んあッ…やん!だめえ……。」
きゅ、きゅ、と吸い上げて歯で軽く挟むと、のだめは堪らない様子で、俺の両肩に手を置き、指に力を込めている。
腰が逃げるように引くので片腕で支える力を強めた。
「はああっ……。」
俺の頭に覆い被さるように、のだめの上半身が倒れ掛かる。

429 名前:414[sage]:2007/04/15(日) 04:33:30 ID:fgiWTk/v
もう片方の手を、のだめの今吸いついている部分から続く肉ひだをたどらせ、うるうるとぬるついているくぼみに指を押しこんだ。
「ああっ……っつっ。」
久しぶりに進入した中は少し狭い。
それでも馴染み知った中のつぶつぶした壁を可愛いと思いながら、のだめが好きだった形に指を動かす。
前側に吸いついたまま。
「きゃうっ…や、は……しんいちくん…だめ。」
「なんで。良くない?」
「はあん……よ…すぎ。」
「くく…もっとだ。」
中を指先で叩くようにスイングさせる。
出し入れさせるよりのだめは好きらしい。
「あ、ん、ん、ん、あ、あ…」
俺の頭を掻き抱いて、のだめはわずかに腰を振る。
いつのまにか足を開き、片足を上げて俺の肩に乗せようとしているが近すぎるのと泡のぬるつきで上手くいかない。
そのうち、激しく腰を震わすようにゆらして絶頂に上り始めた。
指がきゅうううと締めつけられるのを感じる。
イク寸前、のだめが俺の頭を引き寄せて抱きこむあまり、その臍下の肉に顔を埋められて、窒息しそうになった。
「やあああああ…っっ!」
「むぐ…っ。」
「あ……。」
かくんと膝が落ちたのを感じて、俺は顔からのだめの腹を剥がす。
「ぶは。」
のだめはずるずると身体を湯に沈ませ、荒い息を吐きながら俺にもたれかかる。
「はっ、はっ、ダメ、デス。のぼせるっ、はっ。しんいちくん、お湯、抜いて、はふ。」
「ん……。」
手探りでバスタブの底を探り、チェーンがついた湯栓を見つけると勢い良く抜き取った。
ごおおと音を立てて、湯の線が下降していく。
のだめを抱きとめたまま、腕を伸ばしてシャワーノズルを取った。
しゃーっと手早く二人の泡を流していく。
「出て、ベッドで続き……。」
「しんいちくん。」
見るとのだめがにやりと笑って、そのまま屈んでいった。

430 名前:414[sage]:2007/04/15(日) 04:35:28 ID:fgiWTk/v
「わっ!」
「しんいちくんがまだデスヨー。」
のだめがいきなり俺の中心に顔を寄せ、手で包むと先端にキスをした。
「う…ここでなくても。」
「面白かったんですよー。お湯が減ってきたら、アワアワが急に盛りあがって、真一くんのコレが恐竜みたいに出て来るんですもん。」
「バカ、へんなとこ見てるな!」
「ふふ。ネッシーでスカ?」
「……古……っく!」
先端を円を描くようにくるくると舌をまわして舐め、はぷ、と音を立てて咥えた。
添えた手で幹を擦りあげる。
暫く先端だけを舌で弄って、吸いながらぽんと離した。
「う、のだめ…。」
「しんいちくん。大好きですからもっと足をひろげてくだサイ。」
俺の足の間で、のだめが大人っぽく笑う。
俺はいわれるまま、狭いバスタブの中でできるだけ膝をひろげ、腰をのだめの前に突き出す様に身体をずらして、バスタブの底に身体を半分寝かせた。
のだめは座る様にしていた足をくずし、より低い姿勢に屈みこむと、俺の根元にキスをする。
脚の付け根に舌を這わせ、袋を手で持ち上げてそこにもキスをして口に含んだ。
ころころと舌でなぶって離すと、裏筋にたどりついて、アイスを舐める様に下から上に。
「おい……いつのまにそんなこと憶えた……。」
「……いつのまにふぁ……。」
何度かのここちいい舐めあげの後、再び先端を口に含んだ。
口に入れられるだけ入れると、のだめの口内の奥にあたり、狭い天井とざらりとした舌を先端に感じた。
「んっぷ……」
「おい、無理までするな。」
咥えたまま、いやいやと首を振って離そうとしない。
俺も、恥かしさと、少しの情けなさを感じつつ、のだめのくれる快楽に、己をゆだねた。
「声……だして良いですヨ。」
(出すか…!)


431 名前:414[sage]:2007/04/15(日) 04:38:19 ID:fgiWTk/v
やがて頭を上下に振りながら、のだめは俺を吸い上げる。
舌と唇に圧をかけて、俺をしぼりあげながら、ぐんぐん高めていく。
「……く……う……っ。」
思わず出た嗚咽に、のだめちらっと上目使いにおれの顔を見た。
そして嬉しそうに続けている。
ああ、もう、ああ、どうだっていいけど…このままじゃ……。
「のだめっ…。」
のだめは動きをやめない。頬を染め恍惚の表情で行為を続けている。
いつのまにかその姿勢も猫の様に腰をやや上げて、それもわずかに揺れている。
もう……出るっ!
「のだめっ!」
叫んでのだめの肩を押し上げ、口から離した。
とたんにびゅ!と発射する俺。
びっくりしたように目を見開いたのだめの顎と首、胸元にそれは飛んで、白い糊のように垂れた。
「ぎゃぼ……。」
「はっ、はっ、はっ、はっ……。」
「ふうわあああ。……ハジメテ見ましタ。」
はっ……。のだめの口の中で出したくなくて、思わずした事が、返ってはずかしい物を見せたのか俺。
呼吸がおさまらないまま、顔がかーーっと赤くなる。
自分の顎についた物を、指で掬いとって粘つきを確認するのだめ。
子供の様に、にはーと笑った。
俺は横に置いたままだったシャワーノズルを取ると、湯を出してのだめに向ける。
「ぎゃぼ。」
「すまん。」
手早くそれを指で掻き落として綺麗にすると、自分にも浴びて汗を流す。
「ああー。なんか勿体無い……。」
「いいんだよっ!」
ゴト、とノズルを置くと、はあーと疲労の溜息をついた。
「あの……しんいちくん?」
「何。」
「もし良かったら、ベッドでもう一度してくれませんか?」
「え?」
「疲れちゃってたら悪いんですけど、のだめまたコーフンしてきちゃって……。」
と下半身をもじもじさせるのだめ。
「ばーか。こんぐらいで終る俺かよ!」
いきおいよく立ちあがると、のだめの手を引きバスタブを跨いだ。
「……あの、タオル。」
「いいよ。また汗掻くから。」
「湯冷めしますう。」
「しないって。」


夜半過ぎ、ふたたび二人でシャワーを浴び、簡単な夜食を作った。
買って来ていたワインを開けて、もう一度抱き合って、今度は眠りに落ちる。
次の日帰って来たのだめが、首についたキスマークをターニャに指摘されてからかわれたと怒った。
それからしばらく、なにかにつけ「孔雀期」だの「付き合いはじめ」だのといわれるようになり、いまさらのようにアパルトマンの住人が俺達をそういう目で見るようになった。
……本当はけっこう前からこういう仲なんだけど……そこまで明かす俺じゃあない。




Fin


432 名前:414[sage]:2007/04/15(日) 04:56:50 ID:fgiWTk/v
うわーーー。読み返してみたら、最初のところにメガ―ヌなんか書いちゃってた!
買ったのは試験後だった!!
あほーー!
一応5月くらいで試験前の設定です。
メガ―ヌは脳内削除して、千秋は徒歩で食料品買い出しに行ったことにしてください。
_| ̄|○


433 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/15(日) 15:29:30 ID:kCsXIB9e
GJ!!メガーヌワロタ

434 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/15(日) 15:47:48 ID:Klgze+Cm
千秋×のだめ
ノエルから半年位の間 です


「フロ、入っていくのか?」
何となく普段と様子の違うのだめに、千秋がたずねた。
「あっ、はいっ!……あの、千秋先輩、…今日、泊まっていっても…いいデスか?」
「い、いいけど…」
”いいけど”と言いつつ、千秋は内心慌てていた。のだめから”泊まっていきたい”と言ったことが今までなかったから。

初めての時以来、のだめがこの部屋に泊まっていくことはある。ただ一緒に眠るだけの日もあれば、そうでない日もある…。そして、そうでない時のきっかけを作るのはいつも千秋で、のだめは拒む事なくそれを受け入れる…というのがいつもの二人だった。
(”泊まる”って、自分から言うってことは、そういう事なのか?でも、なんで…?)

”変態”を盾にして、のだめとの間にギリギリの線を引いていたが、ひとつめのハードルを越えてからは、若干の抵抗を感じながらも、自ら”変態の森”の奥深くへと入り込んで行った千秋だった。

だから…もっと触れたい。自分しか知らない姿をみたい…そういう欲求はあるのだが、のだめもそう思っているとは限らないから…千秋としても、部屋に戻ろうとするのだめを引き止めるか否か、悩むことも度々あるのだ。
なのに今日は…。
千秋は、真意をはかりかねて、バスルームに消えて行ったのだめが出てくるのを、所在無く待っていた。


カチャリ…
遠慮がちにバスルームのドアが開く。
髪からぽたぽたと雫を垂らしながら頬を桜色にしてのだめが姿を見せる。
「おまえ、また髪乾かしてないのかよ!」
「え?あ…」
千秋はのだめをバスルームに押し戻すと、ドライヤーを手に取った。
「まったく…」
ため息をつきながらサラサラとした薄茶の髪を乾かしていく。
「スミマセン…」
俯きがちなのだめが申し訳なさそうに呟く。
(なんなんだ…一体)
いつもと違う様子に千秋は落ち着かない。
「ほら、乾いたぞ!オレも風呂入るし、先に寝てていいから」
なんとなく気まずくて強い口調で言ってしった。

鏡にうつるのだめは…困ったような、何かいいたそうな顔をしている。
(あ…、こいつ 今日は”泊まる”って宣言してたんだった…)
しまったと思ったが、のだめは腕を摺り抜けてバスルームを出ていってしまっていた。





435 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/15(日) 15:50:13 ID:Klgze+Cm
「のだめ…、寝てるのか?」
バスルームから出て千秋はベッドの向こう半分に寄っているのだめに声をかけた。
薄ぐらい寝室の中で…のだめはまだ起きていて、身体を起こす。
「千秋先輩…」
ただ泊まっていくだけの日なら、先に風呂に入って寝てしまうはずなのに、まだ起きていたのだめに驚きつつ、千秋もベッドに身体を滑り込ませる。
「どうした…?」
のだめの身体に腕をまわす。
…と、のだめが千秋に抱き着いて来た。
「の、のだめ…?」
「あ、あの…先輩、のだめ…」
熱い手が千秋の肌に触れる。
ぎこちなく唇を重ねられて、千秋は普段とは違う胸の高鳴りを感じていた。
「い、いいデスか?」
「あ…うん……」
千秋の返事を聞いて、のだめの手が滑り降りる。
「えっ…」
服の上から自身を撫でさすられて千秋は身震いしていた。のだめは、そんな千秋には構わずに布ごしに千秋自身が主張し始めるのを確認すると、下着ごとずり下ろしてそこを剥き出しにした。

「おい、のだめ…っ!」
何度も肌を合わせていても、千秋に促されてはじめてしていた事をのだめがしている。
普段は、変態で奔放にも思えるのだめが、実は意外と純情らしく恥ずかしがり屋なのは千秋も最近知った事だ。なのに…
(何なんだ?一体…)
のだめは、ためらう事なく千秋自身を口に含み、先端をなめ回したかと思えば竿に舌を這わせ、かと思うと喉の奥までくわえ込み、舌を密着させ顔を上下させる…。
(うわ…)
自分が教えた、ツボを心得た刺激に快感が走る。
(ヤバイ…)
高まる快感に、千秋は慌ててのだめから自身を外した。
「なんで…」
驚くのだめの身体を引き寄せる。
そして、パジャマの下を脱がせると、ショーツのリボンを解き、指を滑り込ませた。
ぬるりとした感触が千秋の指を飲み込む。
「あっん!」
のだめが歓喜の声をあげた。
…そこはすでに、熱く、誘うようにうごめき蜜を溢れさせている。
千秋はのだめの膝を割って唇を這わせる。
「はうぅ…」
のだめは甘い吐息をもらしながらも、すでに硬くなっている千秋のモノを再び口に含む。

ちゅぱ、じゅるっ…
お互いが立てている音が部屋に響く。
ちゅうっ…
「はっ、やあっ…」
膨らんだ突起をきつく吸われて、のだめが悲鳴とともに千秋を口から外した。
千秋は、強く弱く突起を愛撫しながら、長い指で襞をかきわけ蜜壷に差し入れると、ゆっくり動かし始めた。
「ふっ、あ…。っ…あっ」
重なる刺激を、のだめは自身に唇を寄せ軽くにぎりしめたまま、ただ受け止めている。すでに千秋への愛撫をできる状態ではないらしく、ビクッビクッと身体を震わせ吐息をもらし、蜜を溢れさせる。
それでも千秋の行為は止む事がない。千秋は、のだめの中がどんどん熱くなっていくのを感じながら舌と指での愛撫を続けていた。



436 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/15(日) 15:52:12 ID:Klgze+Cm
「せんぱ…い、待って。のだめ……」
「なに?」
「のだめ…先輩のが………欲しいんデス」
「………」
「お願い…しマス…」
のだめの声は消え入りそうに震えている。
(今日は本当に…どうしたんだ?)
性急に自分を求めるのだめに驚きながらも、いつものように焦らすこともなく、スウェットを脱ぎ、準備をしてとろけそうな場所に自身を宛てがう。

「はぅぅ…」
それだけで、のだめはうっとりと声を上げる。千秋は、そのまま挿れるのを止めて、先端で蜜で溢れる場所を上下に撫でてやる。
「ひゃっ!あんっ…」
指でも舌でもないモノがうごめくのを感じ、慌てるのだめがかわいい。
ぬるぬるとした感触を楽しむようにしていると、のだめの腰が焦れたように動く。
「真一くん……早く…」
「ん…」
再び先端を宛てがい、きつく絡み付く中へ沈めていく。
「ふっ、ああ…」
奥まで自身をおさめてから、ゆっくりと動かし始めた。
パジャマの上着をずりあげて白い膨らみをあらわにすると、敏感な乳首を口に含む。
奥まで突き上げ、今度はぎりぎりまで引き抜くとのだめの入口がきゅうっと千秋を締め付ける。
「真一…くん、もっと…んっ」
身体の奥から込み上げる快感がもっと欲しくて、自然とのだめの腰が揺れる。
「の…だめ?」
腕も脚も千秋にきつく絡めて、せがむように千秋を締め付けてくる。
どうしてこんなに…?始めは思っていた千秋も、官能的なのだめに次第に溺れ、行為も激しくなっていく。


437 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/15(日) 15:53:30 ID:Klgze+Cm
千秋は、背中にまわされたのだめの脚を肩にかけると、華奢な身体を折り畳むようにして再び抽送を始める。

「んっ、はっ…あっああ…んっ」
ベッドが激しく軋む。千秋の腕の下でのだめは理性を手放して快感の波にもまれている。身体がぶつかる音と溢れる水音と千秋の荒い息遣いに、のだめの悲鳴のような声が重なる。
「はっ…ああっ、あっ、ダメ!あっ、ああっ、ああああっ!」
一際高くのだめがないて、千秋をびくびくと締め付けた。
千秋は、のだめが落ち着くのを待って、一旦身体を離しのだめを俯せにすると、再び動き始める。
「ふっ、ああ…」
汗ばんだ身体を弓なりにしたのだめが、月明かりにぼんやりと浮かんでいる。
溢れる蜜が内股を伝い、シーツにしみを作る。千秋は腕をまわしてのだめの突起を摩り上げながら、今度は深く入り込んだまま、奥を突き上げる。
こうしていると、快感に震えるのだめの中をより感じることができるから…。
「うっ、はぅ…、しんいち…くん……のだめ、また……」
「…オレ…も」
高まる欲情に合わせて再び動きが激しくなる。強くのだめを突き上げながら、二人同時に頂点を迎えていた。

汗ばんだ身体を抱き寄せると、のだめが擦り寄ってくる。
千秋は、柔らかいのだめの肌を今日はあまり味わっていない事に気付いて、柔らかな胸に手を伸ばした。
「あ…」
乳首を指先でこねられ、のだめがぴくりと身体を震わせる。
「もう、止める?」
のだめは無言で首を振ると、唇を重ねてきた。



翌朝、なかなか起きないのだめを起こして遅い朝食をとる。
千秋は昨日の理由を知りたい気もしたが、聞き出すこともできずにいた。
(なんだったんだ?…一体)
のだめは、少し照れたようにも見えるが、いつもと変わらない。
(でも、これからは今までより誘いやすいか…?)
そんな事を考えていた千秋だったが、翌日の夕食後…
「のだめ…今日…」
カウチに座るのだめを抱き寄せようとすると、のだめはパッと身体を離した。
「の、のだめ、今日は自分のお部屋で寝ます!」
「え…あ…、うん」
「あの…始まっちゃったので…しばらく千秋先輩のお相手はできまセン。寂しいかもしれないですけど、一人で寝てくだサイ」
「なにが寂しいだ!」
「ムキャー、無理しなくていいデスよ。昨日だって結局明け方まで離してくれなかったくせに!」
「うるせー、さっさと巣に帰れ!」
のだめを部屋に追い返し、千秋は広く感じるベッドに潜り込む。
「しかし…」
昨日のあれは、なんだったのか?千秋は考えて、ふと思い付いた。
(生理の前にムラムラするとかいう…あれか?)
なんとなく納得しながらも、しばらく一人で寝る事がやはり寂しい気もして…それでもいつのまにか、枕を抱えて千秋は眠りについていた。



End

438 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/15(日) 15:54:35 ID:Klgze+Cm
以上です。
積極的なのだめを書いてみたくて。では〜。

439 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/15(日) 18:46:19 ID:grL/qip5
414さんGJです!

>「声……だして良いですヨ。」
>(出すか…!)

ここが原作の二人っぽくて笑えましたw

440 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/15(日) 18:47:33 ID:9dYvuqRU
>>414タンごめん、リレーのつもりだったんだよね
続けて貰ってもとか言ったから、誘い受け的分割になっちゃったようで…
メガーヌどんまい!

441 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/15(日) 19:14:23 ID:iUnsogmg
エロいのキタ━(゚∀゚)━!!
のだめが可愛くて、リアル
また投下よろ

442 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/15(日) 20:46:31 ID:sMmzAUo4
>>434さんGJ!!
かわいいのだめ…萌えますた。

443 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/15(日) 23:08:00 ID:39kgNXAt
なんか 410タソあたりからの流れにwktkしながらも ワロタ!!オモロス!
414タソ、GJ!です。
434タソもGJ!


444 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 03:37:51 ID:gBe+0KOQ
>>372
で自分の描いた妄想を形にしてみました。Rui目線からの、千秋とのだめのおはなし。
Ruiと千秋の共演後の楽屋、の設定。
もともとRuiとの共演プログラムにラフマの2番あったら千秋にはこんな風に断ってほしいな、
という別ストーリーを先に作っていたので、それが元になってます。
その話はまったくエロ無しなのでここには投下出来ないのですが。。(希望があれば投下します)
Rui目線は悪趣味という意見もあったのと、自分のエロ表現力が不足なため、たいしたエロになってません。
設定も強引です。Rui→千秋の恋愛フラグも若干たててます。
それでもいいよ、という方以外はスルーで。

*******

最高に、楽しかった。
千秋の指揮するウィルトール・オケとの共演。
千秋の紡ぐ音楽。
名だたるマエストロ達と比べれば、まだこなれてはいないのかもしれないけれど
そのひたむきに、真摯に編まれた美しい音の羽衣は
わたしが今まで表現しきれなかった、音階を超えた楽曲の情景をすくい上げてくれた。
そしてわたし自身もその情景を捉え、不思議なほど自然にこの手から送り出せた。
あの惜しみない拍手。パリのお客さん達も喜んでくれたはず。

(千秋、もう、支度出来たかしら)
このあと打ち上げがてら開かれるウィルトール団員達とのパーティ。
今日の演奏会のために開かれる催しなのだから、一緒に会場行くくらい、普通よね。。
着いてしまえば、ゆっくり話す機会がないかもしれないし、静かなところでちゃんとお礼が言いたい。
千秋の楽屋の前に着いたわたしは一呼吸おいてドアをノック、しようとして、ふと気づいた。
(ドア、少しあいてる・・・。話し声?誰か来てるのかしら。ま、いいか。きっと関係者だろうし)
改めてドアをたたこうとして、わたしは思わず手を止めた。
部屋内から、「Rui」と呼ばれたような気がしたから。
(もしかして、わたしのこと話してる?!)
なんとなく気まずくて、でも気になって、わたしはこっそり楽屋を覗いてしまった。わりと広い室内。
手前に見えるのはイスに横向きに腰掛けた千秋の背中、そして千秋と同じ方向に向かって立っている女の子がひとり。
(・・・・あれは、のだめ?そうよね、来てるわよね、当然・・・)
何故かちょっとがっかりしてしまう。
でも、どういうわけかのだめは、千秋に背を向けて、壁に向かって話しかけていた。

「今日の先輩とRuiの共演、もうすっごい格好良くて、感動しました!
 Ruiも先輩もオケもイキぴったりで〜!ムキャ♪」

底抜けに明るい声。どうやら日本語らしい。意味は解らないけれど、ほめてくれている様子だった。
ただ、話の相手は明らかに千秋なのに、何故か後ろ向き。
それは千秋にとっても同じ疑問だったらしい。
イスから立ち上がってのだめに歩み寄ろうとした・・・次の瞬間、鋭い声が響いた。

「来ないでくだサイ!」

伸びかけた千秋の手を振り切るように、のだめがもうひとつの奥のドアへ飛び込むのが見えた。
慌てて千秋が追いかける。
その緊迫した様子に吊られて、わたしもつい室内に飛びこんでしまった。
(はっ、どどど、どうしよう・・・・声掛けそびれた。これじゃ完全なのぞき、だよね。でも、気になる・・・)
奥はたぶん、シャワールーム。わたしの楽屋とつくりはそう変わらないだろう。
ドアは半分あいたままだから、ふたりの様子は見えた。
瞬間的に、見つかったらまずい、と思いパーテーションの陰につい身を隠してしまう。ますますドツボにはまってるわ、わたし。


445 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 03:39:02 ID:gBe+0KOQ
*******

「のだめ?どうした?こっち向いて話せよ」

千秋の低いけれど、よく通る声、そして・・・。

「30秒、待ってくだサイ。そしたら、振り向き、マス、から・・・」

会話の内容が解らなくても、のだめの声の最後が震えたのは、わたしにも解った。
(のだめ、泣いてる・・・?)
千秋も気がついたらしい。彼はゆっくりと歩を進めると、背中越しに両腕でのだめを包み込んだ。

「なに、泣いてんだよ、おまえ」
「泣いてなんかないデス。さっきの感動が残ってるだけデス」
「泣いてるじゃねーか、今。・・・Ruiとの共演、気にしてる・・・?」
「のだめは、そんな、ケツの穴の小さか女じゃなかと・・・デス。
 ・・・先輩はプロなんだし、これからもっともっとたくさんの人と出会って、演奏して
 どんどん、おっきくなってゆくんデス。それはとてもウレシイことで、のだめが泣くことなんて何もないんデス。
 そんなの筋違いなんデス。寂しい、なん、て、思っちゃ、いけ、な・・・い・・・ん、ひっく、・・・んんっ」

のだめの言葉が終わらないうちに、千秋は抱きしめていた腕を放し、のだめの半身を引き寄せると、
彼女の声がかすれていくのを抑えるかのように唇を塞いだ。
相手の何もかもを吸い尽くすような深いキス。
斜め後ろからだから千秋の表情は解らないけれど、その力強い腕はのだめの身体を壁に押しつけ、
唇はなおも執拗に、貪るように彼女を求めていることは、見て取れた。
のだめの、壁に押しつけられた左手と千秋のシャツにすがるように掴まっていた右手から、だんだん力が抜けていく。
千秋の頭が動いた。唇を離したらしい。のだめの顔が見えた。やっぱり泣いてる。。
すると、絞り出すような声が聞こえた。千秋・・・?

「・・・おまえだけの夢だと思ってんのかよ。コンチェルト・・・」
「え・・・?」

(コンチェルト)
その単語だけは聞き取れた。ああ、やっぱり。
あのカフェでわたしが希望したラフマの2番を断った千秋。なんとなく解ってたけど、本当にのだめの為に、なんだ。
千秋はのだめの身体を引き寄せて、もう一度抱きしめた。
その時初めて、ずっと後ろ姿だった千秋の顔が見えた。
(・・・なんて、顔してんの、千秋。)
切なげで、もどかしくて、持て余して。まるで痛いのを我慢してる子供みたい。
言葉で伝える術を持たないかのように、千秋はのだめにもう一度キスをした。

446 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 03:40:35 ID:gBe+0KOQ
*******

抱き合う、ふたり。言葉の代わりになるものを探して、触れあう手。
千秋の長いしなやかな指が、のだめの背中を伝い、ワンピースのファスナーをすぅっと引き下ろす。
その手は流れるままスカートの裾をたくし上げ、のだめのショーツを顕す。華奢な白いリボン。
もう一方の手は開いたファスナーの隙間から差し入れられ、ブラのホックを外した。
あんな表情してるくせに、すごい早業。
のだめの両の手は千秋の胸元に添えられ、シャツのボタンを外し、上半身から滑り落とす。
彼のすべてを受け入れたいと願っているのだろう、背中に回されてゆく。

「あ・・・っ、ん」

のだめが声をあげた。腰にワンピースを残しただけの裸体がドア横の壁に押しつけられている。
ドアの隙間からでもわかる豊かなバスト。千秋の手がそれをぐんにゃりと変形させている。
千秋の顔が下りて行き、その頂きを口に含んだように見えた。愛おしげで優しい仕草。

(この男、こんな風に恋人を抱くんだ・・・)
このふたり、なんでこんなとこで、てゆうか、ここに隠れてるわたしもだけど。でも。
・・・目が、離せなかった。
必死で、手探りで、足りないものを埋めようとして。愛し合ってるように見えるのに、どこか切ない。
ひどく不器用で、かわいらしくて。
そして、なによりも求め合う2人の姿がすごく、すごく・・・、

「・・・キレイ」

ふと、呟いてしまって、我に返った。
本当にまずい!ど、ど、どうしよ、見つかったら言い訳できない。

「あぁっ、はぁん」

のだめの声が少し高くなった。千秋の手が彼女の片足を持ち上げようと体勢を変えたのが見えた。
い、今!
わたしは瞬時にパーテーションの陰からドアの外へ滑り出た。

447 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 03:41:16 ID:gBe+0KOQ
*******

「は、はぁ〜〜・・・」
腰が抜けた・・・・・。わたしはドアの外でへたり込んでしまった。バレて、ないよね。
そこへ、大きな声が・・・・。
「あれ?Rui?何やってんの〜?」
ターニャ達だった。
さすがに楽屋内まで聞こえたらしい。千秋の部屋から慌てて動くような、ガタガタッという物音が聞こえた。
あのふたりもやっとここがどこなのか思い出したみたいね。。。

「今日のコンサート素敵だった〜、ほんと。
 千秋のとこ来たの?のだめ、いたでしょ?なんか最近またちゃんと逢ってないみたいだったから
 2人きりにさせてあげようと思って。でも遅いから迎えに来ちゃった。・・・・それにしてもRui、
 なんでこんなとこで座ってるの?顔、なんか赤いし」
「あ、えっと、わたしもたった今ここ来たばかりヨ!でも忘れ物思い出して、戻ろうとしたら転んじゃって!!。
 だから、ちょっと楽屋戻るヨ、ち、千秋とのだめに宜しく〜」

我ながら苦しい言い訳だと思ったけど、ターニャ達は納得したらしくあっさり「また後で〜」と見送ってくれた。
急いで曲がり角を曲がって、その場を離れた。まだ、動悸が収まらない。
気持ちを落ち着かせようと深呼吸をして、さっきターニャに赤いと言われた自分の頬を抑えた。
(・・・・あれ、なんで濡れてるの?・・・わたし、泣いてる?)
泣いてる、と悟った瞬間、次から次へと涙がこぼれて止まらなくなった。
(あのふたり、噛みついたり、思いっきりぶっとばしたり、仲いいんだか、悪いんだか。
 千秋引っ越しとかするし、のだめのこと話せば変態とか妄想癖があるとかしか言わないし。
 結局、ベタ惚れなんじゃない。素直に好きだって言えばいいのに、バカな男。
 ちくしょー、あんなバカ男、・・・こんなに好きになっちゃってたんだ。)
わたしは途中にあったトイレに飛びこんで、盛大に、泣いた。
泣いて、泣いて・・・・。気がついた。
(なーんだ、わたし、ちゃんと恋、出来るんじゃない。感受性が乏しいのかって悩んだこともあったけど、
 これって十分「青春のトキメキ」ってやつよね。・・・気づいて即、失恋だったけど)
少し可笑しく思えて、笑って、また、泣いた。
「・・・Rui?!いったいどうしたの!」
水で洗って冷やして平気な顔になったつもりで楽屋に戻ったけれど、さすがにママにはバレた。
「なんでもないの〜♪・・・ね、ママ、わたし、パリに来て本当に良かった」
ママは訳がわからない、という顔でまだ何か言いたげにしてたけど、それ以上は何も言わなかった。

パーティ会場の入り口近くで千秋とのだめ達に会った。大丈夫、ちゃんと笑える。
わたしは千秋に近づいてこっそり言ってやった。
「千秋、なんか首に赤いスジ付いてるけど、ネコにでも引っかかれたの?ずいぶん大きなネコね〜♪
 あと、楽屋の戸締まりくらいキチンとね」
千秋は耳まで真っ赤になって固まって、口をぱくぱくさせている。
(こんぐらいはしても、いいわよね)
「さ、いこ〜、のだめサン!」「はにゃっ、Rui?!」
まだ固まってる千秋をおいて、わたしはのだめの手をとって走り出した。
「のだめサン、いつか聴かせてヨ、ラフマの2番」「へ?」
のだめは一瞬きょとんとしたけれど、次の瞬間、花が開くように微笑んだ。
「ハイ!もちろん!」

***Fin***

448 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 03:42:18 ID:gBe+0KOQ
おそまつさまでした。終了です。おやすみなさい。。

449 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 05:22:06 ID:wbL3Ii4b
414,434,444さん GJ!

どんどん書いてー楽しみにしてるヨ

450 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 06:32:15 ID:3/EyRy+6
もっとデス

451 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 07:12:13 ID:21XyFJMm
>>414
GJ!お風呂展開は好きです。
最初が面白い!


>>434
GJ!
初めての積極的なのだめが萌える!

>>444
GJ!
Rui展開見てみたかったひとりです
これくらいなら全然OKです


452 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 10:55:41 ID:uPrnU6IQ
>>444  
GJ!ドキドキしながら読んだよ。楽しかった。
この作品はエロ少なめだからこそいいような気がするよ。
素で「ドア閉めろよ」と思った自分でした。

453 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 11:06:11 ID:IteMUMSz
>>452
つノクターン

454 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 11:17:11 ID:uPrnU6IQ
。   ∧_∧。゚ ...ウワァァァァン
 ゚  (;゚^ω^゚ )っ゚
   (つ   /
    |   (⌒)
    し⌒ 読んでないんだもーん>ノクターン
       18巻待ち

455 名前:名無しさん@ピンキー[[sage]]:2007/04/16(月) 12:13:26 ID:T2p+XG94
↑このコ、カワイイ♪
Rui、良かったデス!超GJ!!
こんな風にRuiには
はやく諦めて欲しい…。

456 名前:453[sage]:2007/04/16(月) 12:28:08 ID:IteMUMSz
>>454
ごめん

457 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 15:23:00 ID:qJnyU0f7
のぞき路線が新鮮でした。

458 名前:414[sage]:2007/04/16(月) 19:24:31 ID:1Ijrjftw
440さん、お気づかい感謝。いや、当然の反応ですよ。それより、投下まで6時間近くかかっちゃって、無事かけてヨカタ。
みなさまGJアリガトウス。
434さま。GJ!!積極的なのだめ、好きなんでスー。堪能しました。生理前ムラムラ、いいよね。
男の子な千秋も笑えて萌えますた。
444さま。Rui視点でもこんなRuiはいいです!GJ!!キャラ離れがなくて、ホントにRuiっぽくて良い感じ。さっぱりすっきりな、いい性格のRuiをかいてくれてありがとうを言いたいです。
お二方、お疲れ様でした。

459 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 19:56:01 ID:JtVGzTZw
( ゚д゚)

460 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 20:07:50 ID:O/Pm3mL4
(゚д゚)

461 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 20:41:40 ID:l5FnD4GN
( Д ) ゚ ゚

462 名前:名無しさん@ピンキー [sage]:2007/04/16(月) 21:14:01 ID:OPWCDWKE
やっぱりでつまつさんは新参さんだったのね
あ、スルーできなくてごめんw
本誌待ち遠しすぎ〜限りなくあの二人らしい萌えが欲しいね、難しいけど

463 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 21:23:30 ID:pyqNiFyu
>>462
ちょ!自分も時々でつまつ使うけど、新参…という程ではないですよ。指摘されてからちょっと使うの控えてますが…。
というわけで、一人ではなかったのです。

464 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 22:41:31 ID:3/EyRy+6
なんか言葉責めが見たい
見たい

465 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 22:58:16 ID:kMCnw6oC
>>463
もう一人いるぞー。私もたまに使っちゃってた。
このスレでは時々見かけるから古いって感じしてなくてさ〜。。
あと、どこぞの「犬」のが伝染ったのかも・・・(痛)

466 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 22:59:55 ID:IteMUMSz
言葉責め、言葉責め、見たい見たい見たい・・・・・・

467 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 23:02:00 ID:qJnyU0f7
セクシーな下着で何気に千秋を誘惑(?)するのだめが見てみたいかも。
編みタイツとか。ガーター。

468 名前:名無しさん@ピンキー[[sage]]:2007/04/16(月) 23:10:37 ID:T2p+XG94
ガーターあったね!
白のとか黒のバージョン。
お外でしちゃったの、印象的だった〜。
編みタイツとかは無い?見たいかも…

469 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 23:12:26 ID:pyqNiFyu
いじわる千秋は自分も好きだが、最中に喋る千秋は萎えるという人もいるよね。でも、言葉責めならオケなのかな。

自分としては、以前に書いたSSとは違うネタを探し中。何かないかな…萌えネタ……

470 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 23:13:49 ID:xLNzPzit
>>465
犬って何?

471 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/16(月) 23:24:17 ID:qJnyU0f7
のだめって普段は可愛い系の下着つけてそうだから
ターニャに勧められてたまにはセクシー系の下着をつけてみた。とか
胸大きいし似合いそうじゃない??

472 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/17(火) 03:26:23 ID:lS1JlBvj
444です。皆様GJありがとうございます。
表現力の高いエロがちりばめられている優秀な2作品の後でしたので、
エロ極少&Rui目線が受け入れてもらえるかどうかちょっと心配
だったのですが、温かいコメントに感謝です。

調子に乗って、Hがうまく描けなくて投下をためらっていた駄文を
投下させていただこうと思います。
千秋のだめの初めてのHのはなしです。またしてもたいしてエロくないです。
素人なりのこだわりとして、なるべく時期を限定しないようにしてみたので
お好きな場面のその後として想像していただければ幸いです。では↓

473 名前:「Meanings of Kisses」[sage]:2007/04/17(火) 03:27:48 ID:lS1JlBvj
◆◆◆◆

意識は、してた。
この変態女を「選ぶ」と決めた時から。
いいかげんコドモじゃないし、これだけ共に過ごす時間があれば
当然のなりゆきなんだけど。

いつもなら「じゅうで〜ん」とか言いながら引っ付いてくるはずなのに、
今のあいつはちょっと離れたソファで楽譜を眺めながら指をトントンと鳴らしている。
オレの視線に気づくと、ほんのりと頬を赤らめた。
さっきのキスが尾を引いているのか。
「せ、先輩、コーヒーでも飲みマスか?のだめ淹れますヨ。」
少し慌てたように立ち上がった。
晩飯も食ったし、風呂にも、入らせた。のだめもうすうす感づいているのかもしれない。
オレ達が今夜、どうなろうとしているのか。
でも、意外だな。あいつの事だからそんな雰囲気になろうものなら、それこそ
こっちが引くくらい迫ってきそうなのに・・・。

ガチャン!「むきゃー!!」
コーヒーカップを落としたらしい。
「オイ!大丈夫か?!」
「大シッパイ。。カップ割っちゃいました。」
「そんなことより、ケガないか?!ヤケドしてねーか?!見せてみろ!」
腕を掴もうとすると、のだめはサッと手を引っ込めた。
「大丈夫デスヨ〜。コーヒーいれる前だし、ちょっとかすっただけデスから」「何ィ!」
なおも隠そうとする右手を無理矢理引っ張りだすと、甲のあたりに赤いスジがついていた。
わずかに血が流れ出している。
良かった。大したことはないな、この程度なら。

「ったく、ピアニストが手ぇケガしてどーすんだ。ちょっと待ってろ・・・コラ!触るな!!」
割れたかけらを拾おうとしたのだめを制止して、オレは消毒薬と絆創膏を取り出してくる。

もう一度キズを確かめようと手を伸ばすと、のだめがぴくっと震えた。
「おまえ・・・、さっきから、もしかして、緊張してる?」
のだめはうつむいて、「そんなこと、ないデスヨ」と目をそらした。
(こいつが、緊張・・・。)
なんだかひどく可愛く見えて、オレは薬をぬる代わりにケガした手の甲に唇を寄せた。
「な、センパッ・・・」のだめは一瞬絶句してから、ひとこと、「あへぇ」と言った。
ぶ・・・、やっぱり、のだめだ。

474 名前:「Meanings of Kisses」[sage]:2007/04/17(火) 03:29:17 ID:lS1JlBvj
◆◆◆◆

血はもう止まっていた。いちおう消毒して絆創膏を貼ってやった。
オレが割れたカップを片づけている間、のだめはおとなしくソファに座り
貼られたばかりの絆創膏を眺めている。
「痛む?」
淹れ直したコーヒーをのだめに渡しながら、オレは隣に腰掛けた。
「全然!だってすっごい効き目の薬付けてもらっちゃいましたから」
「!!」
・・・今度はオレが赤くなる番だった。考えたらなんつーはずかしーことを・・・。
のだめはしてやったり、とばかりに赤くなったオレの顔をのぞき込んでくる。
(少しは緊張が解けたみたいだな)
テーブルにカップを置くと、オレはケガした場所を包むようにしてのだめの手を取った。
「手の甲にするキスは、尊敬を表す、っていうな・・・。」「そうなんですか?」
「掌は懇願を、額なら友情、頬は厚意、瞼は憧憬、くび・・・、・・・・・唇は、愛情・・・・だ」
まだ、感心した時の「へぇ〜」の形のままに開かれたのだめの唇を、自分の唇でそっと塞いだ。

「んっ・・・はぁ・・・」
少しずつ深く舌を差し入れていくと、のだめの口から甘い吐息がもれる。
まだ慣れないながらもオレに応えようと、ぎこちなく舌を絡ませてくるのが可愛くて、
抱きしめる腕に力が入る。
のだめが苦しそうに身じろぎするのを感じて、きつく抱きしめすぎていたことに気づいた。
「ごめん、痛かった?」
「へ、平気デス。・・・でもお手柔らかにお願い、致しマス。」
妙に堅いその答え。
(そうだよな、こいつどう考えても「初めて」だよな・・。・・・優しくして、やんなきゃ・・・)
「あっち、行くか」
「ハイ・・・」
オレはのだめの手を引くとベッドルームへと促した。

月明かりと街灯に照らされた部屋。今度は、出来るだけ優しく、優しく抱きしめる。
掌、額、頬、瞼・・・ソファで説いた意味にそれ以上の想いを込めて、口づける。
ゆっくりとベッドに倒れ込む。首すじにキスを落としながら、まくりあげたネグリジェの裾から、
内股をなぞるようにしてウエスト、背中へと手を這わせてゆく。
オレの手が、唇が、滑らかな稜線を辿る度に、腕の中の恋人は甘やかなため息を漏らす。
彼女の体からは今まで嗅いだことのない淫靡な香りが立ち上り、否応なくオレの鼻腔をくすぐる。
ヤバイ、あやうく理性が吹き飛びそうになる・・・。

首すじへのキスは「欲望」。さっき言いかけたけど、言えなかった。生々しすぎる気がして。
でも、今夜、オレはこのまま優しくいられるのだろうか。今しているキスの意味を、抑えたままで。

475 名前:「Meanings of Kisses」[sage]:2007/04/17(火) 03:30:06 ID:lS1JlBvj
◆◆◆◆

甘く誘うようなその香りに、頭がクラクラする。暴走しそうになるのを抑えるのに、必死だ。
なんだよ、こいつ。。。いつも、ほっぽっといたら異臭を放つくせに。
「・・・反則だ、このニオイ・・・」オレは思わずつぶやいた。

途端に、ガバッとのだめが起きあがった。
「わっ、何?!」
「のだめくさいですかっ?!ちゃんとっ、洗ったつもり、なん・・・です・・・ケド」
はだけかけた胸元を両手でかき合わせるようにして、心配そうにオレを見上げている。
夜目でもわかる、真剣な瞳・・・。

「・・・プッ。・・・くっくっく」「なんで笑うんデスかー!!」
「ハハ、ごめ、ちげーよ。なんか、おまえ、珍しくいいニオイすっから。なんかつけてる?」
「むぅ、珍しく、って。・・・でも別になにも?シャンプーだって、今日は先輩と同じのデス」
「今日"も"だろ」
(いつも人の勝手に使ってるくせして)
「も〜、のだめスゴイ頑張ってるのに、ムードぶち壊しデス!」
「急に起きあがったのおまえだろ」「先輩がヘンな事言うからデス!」
のだめはそっぽを向いてしまった。

ほっ・・・、なんか、いつものペースだ。・・・なんでオレ、ほっとしてンだ?
「悪かったよ」
「・・・、も、いいデス。でも、良かったかも」
「?」
「いつもの先輩に戻った感じしますから」
「え・・・」
「今夜の先輩、優しいんデスケド、なんか不自然、っていうか、ぎこちないっていうか、
 うまく言えないけど、なんかヘンだったんデス。だから、なんかのだめもヘンになっちゃって」
「そんな、オレ、変だった?」
「ハイ・・・あ、でも、ぜんぜん嫌じゃないデスよ。優しくって、嬉しかったから、こやって
 頑張ってるんデス。最初触れられたとき、先輩の手、すごく冷たかったけど、
 声あげたら驚くと思って、我慢して」

(手・・・?)
そう言われて、自分の耳元に触れてみると、本当にひどく冷たかった。
(・・・まさか、緊張してたのって、オレのほう?のだめを抱くのに?)

「ぶふっ。。ははっ、あっはっは」
「ムキャー!なんでまた笑うんですかー!可笑しいこと言ってないのに」
「ち、ちげー、おかしいのは、オ、オレのほう・・・ひっひっ、・・・腹いて」
「???むぅ〜、わけ分かりマセン!」

(なんだよ、オレ。童貞坊主じゃあるまいし。女と寝るのに緊張するようなトシかよ。)
ひとしきり笑うと、指先に熱が戻っていくのがわかった。本当に緊張してたんだ。。オレ。

「冷たくて、辛かった?」
「え・・・、えっと、ゾクゾクして、気持ち、よかった・・・デス。・・・はうん・・・」
「くくっ、おまえ、やっぱり変態・・・」
「うぎっ、おかしなヒトに言われたくないデス!
普通デス!先輩が、焦らす・・・から・・・・・あっ」

ぐいっとのだめを引き寄せると、その華奢な体は容易くオレの腕の中に収まった。
(こんな女初めてだ。ペース乱されて、翻弄されて。
リードしてやんなきゃなんて、思うほうが間違ってたのかも・・・)

「声、出していいんだぞ。今度はちょっと本気で行くから」

476 名前:「Meanings of Kisses」[sage]:2007/04/17(火) 03:31:00 ID:lS1JlBvj
◆◆◆◆

「あっ、んん」
唇から頬、首すじから胸元へと軽く口付けながら、ネグリジェの肩口をずらしていく。
するり、と柔らかな布地がずれて、白いブラが現われた。
吸い込まれるような深い谷間がその豊かさを物語っていて、少し、気が急く。
背中に手を回してホックを外すのに、ちょっと手間取った。
(焦ることない、け、ど・・・)

息を、飲んだ。

十分な張りと滑らかな丸みを帯びた、2つのふくらみ。
月明かりに照らされて、青白くさえ感じるほどに、白く。
その双丘の頂には、桜の花弁にも似た桃色の突起。
それまでの愛撫に応えるかのように上気して・・・

(きれいだ・・・すごく。)

手を触れるのさえ、ためらわれるくらいに。

「千秋先輩・・・?」
動きを止めたのを不思議に思ったのか、のだめが薄く瞳を開く。
放心したようなオレと目が合う。と、にっこり微笑んで・・・
ふわり、とオレの首元に抱きついた。
「大丈夫ですよ・・・」
初めての自分を気遣っての躊躇(ちゅうちょ)、と受け取ったのかもしれない。
でもなんでだろう。こいつに大丈夫って言われると、何でも出来る気がする・・・。

頭を抱かれて、温かい胸に頬を当てていると
自分が赤ん坊に戻ったような気がした。
柔らかく吸い付くような感触。。。いっそこのまま、眠ってしまおうか。
なんてことを考えていると、頭の上で声がした。
「ダメですよ、眠っちゃ。。ムラムラのもんもんはもう勘弁してくだサイ」
ふ、そうだよな。ここで止めては男がすたるってもんだ。
「わかってるよ、ホラ」「ひゃうっ、は、んっ」
左手で抱えこむように身体を引き寄せて柔らかな乳房を口に含むと、
揉みしだきながら舌と指で丹念に舐りあげる。
右手は緩やかにカーブを描くラインをなぞり、半身に掛かる残りの衣服を撫で落とす。
そして、自分の上着も脱ぎ捨てる。

「くふぅ、んん」触れるたびに漏れる甘い吐息。
いつもの奇声とはやっぱり違って、艶っぽい熱を帯びている。そろそろ大丈夫か?
今まで触れたことのない核心。確かめても・・・?
手を伸ばすと、汗ばんだ白い肌に薄く張り付くショーツ。ほんとにヒモなんだな。。。
妙な事に感心しかけたけど、そんな事より・・・。
くちゅ・・・
「は・・・ぅ」
恥じらうように閉じかけた脚をやんわりと抑え、指をそっと下着の中に差し入れてみると、
熱く潤った場所に行き着いた。ちゃんと濡れてる・・・。
もう抵抗はしなかった。伸ばした手でショーツをずらしつつ、脇のヒモを緩める。
最後のそのわずかな布地は、ベッドサイドにはらりと落ちた。

477 名前:「Meanings of Kisses」[sage]:2007/04/17(火) 03:31:46 ID:lS1JlBvj
◆◆◆◆

「・・・のだめ、もうちょっと力、抜けよ」(入んねぇ・・・)
「ぬ、抜いてるはずなんですけど・・・イ、痛たぁ」

下準備して覆い被さって、はや10分。
オレの下ののだめは、言葉とはうらはらにガチガチで。
正直、指一本でもキツかったのに、どうしたもんか・・・。

「無理しなくていいから」「・・・嫌デス、ちゃんと・・・」
「な、時間かけて、ゆっくり・・・」「・・・でも、せっかく、ここまで・・・」
「・・・のだめ・・・」「・・・ハイ・・・」
「プリごろ太」「へ?」

「くっ」「ピギャッ」

「・・・入った。」
「ホント・・・も〜〜〜・・・真一くん、フイ打ち過ぎ〜〜〜・・・」
「ハハ、オレの勝ち」「ごろ太使うなんてズルイ・・・、バカ・・・」
「でも、力抜けたろ?」「・・・うん、フフフ」

2人で忍び逢うように微笑んで、どちらからともなく、口づけた。
軽くて優しい「愛してるよ」のキス。


・・・それにしても、マジでキツイ。
まだ動いてないのに、きゅうきゅうと、締め付けが・・・くっ・・・
これ、ヤバイぞ。久しぶりなせいか?!しまった!先にちょっとヌイとけばよかった。。

「真一くん?」
「ん、いや・・・おまえ、大丈夫?」「・・・痛いのは・・・、痛いデスけど・・・頑張り、マス・・・」
「無理しなくても・・・、しばらくこのままで・・・」(いや、もう、じゅうぶんにキテるし)
「真一くん・・・、のだめの中・・・、気持ちイイデスか?」
「・・・うん」(なんかもう、余裕、ねー・・・)
「素直デスね・・・なんだか、かわいい・・・はうん・・・」

瞳を潤ませて、ぎゅっ、とのだめが抱きついてきた。すげー可愛い・・・でも。。。
頼むから、今は、動かないでくれ・・・。

「だんだん、あ、、平気になってきたみたい・・・、あ、んん・・・動いても・・・」

だから、動くなって〜〜〜〜〜〜(泣)

 あ。

478 名前:「Meanings of Kisses」[sage]:2007/04/17(火) 03:32:34 ID:lS1JlBvj
◆◆◆◆

「先輩〜、そんな、落ち込まないでくだサイ・・・。きっと体調がイマイチだったんですよ。
 のだめ、初めてだったし、早い、とかよくわからないし。」
「早い、ゆーな」
「でも、すごく、あの、き、キモチ良かったデス・・・、だから・・・また」
「のだめ、おまえ・・・」
「確かにネットで見たのとはなんか、雰囲気が違いマシたケド・・・」
「エロサイトと比べるな〜〜〜!!!」「ぎゃぼー!」

ちきしょー!こんなんオレのプライドが許さねぇ。
だいいち、オレひとりで終わってるなんて・・・ムカつく。

「リベンジする!!来い!!!」
「でも、のだめ、まだ、イタ・・・きゃひっ」

逃げようとするのだめを無理矢理ベッドに引きずり込む。

「ムキャー、真一くんのスケベ!鬼畜!カズオ〜!」
「どうとでも言え。てか、ほんとに嫌・・・?」
「・・・・しょうがないデスねぇ、甘えんぼさん♪」

この〜・・人を小バカにして。
余裕の表情ののだめを押さえつけて、思いっきり首すじに吸い付いてやった。
跡が残る、と気にしてたけど、もう、容赦しねぇ。
このキスの意味、今からきっちり解らせてやる・・・!

××× Kiss on the neck = I want you. ×××

〜Fin〜

479 名前:444[sage]:2007/04/17(火) 03:38:40 ID:lS1JlBvj
終了です。
すみません。私の描く千秋はどうもヘタレです・・・。

480 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/17(火) 03:55:33 ID:OO+eNtHD
GJ!
笑いのツボにはいったじゃないかw

481 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/17(火) 05:10:38 ID:I9OcmNz7
すごい好きだわ!GJ!こうきたか〜!
テンポよくて笑えて楽しかったです。又書いてね!

482 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/17(火) 05:27:25 ID:p6BsZFW5
>だから、動くなって〜〜〜〜〜〜(泣)

ここ千秋っぽくて好きw
GJ!

483 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/17(火) 05:53:42 ID:rKxKQG4q
千秋かわゆす(^ω^)

484 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/17(火) 07:15:03 ID:IRN8X4Be
ひさびさに笑えるエロ!GJ!
>>482胴衣!
きっと顔に縦線が入ってんだなw

485 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/17(火) 07:15:40 ID:78BvCK/1
>>473
GJ!
はじめてモノ、好きだ〜。
ねっとりロマンチックでスムーズな千秋もいいけど
コメディ風の明るい(へたれな)感じもいいね!
楽しかったです。


486 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/17(火) 07:20:01 ID:HzTN25yi
GJ!
楽しい〜!笑った〜!
なんだか幸せな気分だよ、千秋へたれ最高っすね。

487 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/17(火) 09:51:52 ID:yFUQPb+J
>だから、動くなって〜〜〜〜〜〜(泣)

ここは絶対白目w
なんかこのシーンだけすっごいイメージできた。

488 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/17(火) 09:55:30 ID:/y7vAmbn
そして顔に縦線入って、こめかみに冷や汗たらりw

489 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/17(火) 09:56:53 ID:/y7vAmbn
初エチーでも無意識に千秋を翻弄するのだめワロス

連投スマソ

490 名前:名無しさん@ピンキー[[sage]]:2007/04/17(火) 11:32:26 ID:h0DdyTFC
へぇ、へぇ、へぇー!
キスにもそんな意味あったんですね。
瞬速(白目)千秋、笑えました。
GJデス〜!

491 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/17(火) 12:32:16 ID:yFUQPb+J
>>488
まさにそれ!

そしてあまりのことに言い忘れてた。
改めて言うよ
>>444GJ!!!

492 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/17(火) 15:32:20 ID:E/v679hY
笑いありのエロもいいですね。
のだめに翻弄される千秋最高。

493 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/17(火) 23:15:34 ID:WhTcxWg/
>>488
GJ!!二人とも可愛かった!

そして>>444もGJ!Rui視点には興味あったから嬉しかった。


494 名前:444[sage]:2007/04/18(水) 00:45:33 ID:FljbJJfV
調子に乗った地味エロ2連続投下に、心優しいGJありがとうございます。
「Meaning〜」のほうは、私が初めて書いたSSだったので「Rui目線」
とはまた違う意味で投下に勇気がいりました。
果たしてこのエロレベルで目の肥えた住人さん達に受け入れてもらえるのかどうか、とか。
なので褒めていただいて素直に嬉しかったです。
今度はもうちょっと大人っぽく描けるといいのですが、たぶん基本的な路線は変われない気が。。。



495 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/18(水) 01:46:12 ID:oH/sbfY0
GJ!!
いや、原作の展開があれなんで、本来の千秋・のだめっぽい
(語弊があるような言い方かな?)笑いありの萌えがよいです。
このような作品が連続で読めて、シアワセでございます・・・

496 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/19(木) 12:35:38 ID:O1eSnXzP
  ♪   /)
(\() ♪ / (
^( ∵)_∠__)
n(__=|    |
U ̄Uヾ ̄U ̄U ̄ 珍しく誰もイナイ。
            ピアノでも弾いて待ってる…。

497 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/19(木) 16:57:38 ID:oKOP7TT+
新作マダー?

498 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/19(木) 17:25:05 ID:wtkpK3dO
新作求ム!

499 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/19(木) 22:34:45 ID:yx+Fe1/w
オラシラネ

500 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2007/04/20(金) 00:16:20 ID:5K6p8ZL4
リレーも単発エロも沢山続いたので・・・
ここらへんで箸休めに、エロ無しパロ投下します
鬱はないです、萌えはちょっとはあるつもり
エロ以外排除な方はスルーでよろしくです


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