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のだめカンタービレ7

401 名前:名無しさん@ピンキー[]:2006/05/12(金) 08:22:23 ID:ADyn7eQg



http://www.h01.i-friends.st/index.php?in=yumitan2005

402 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/12(金) 13:52:03 ID:2T/S8OeJ
じぶんも黒ききんたま・・・ではなく黒木んタニャ・・・キボン

403 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/12(金) 16:39:50 ID:4pmvx9xz
どなたからもリクでておりませんが、
のだめ×千秋
事後エロなし、初投下させていただきます。
神光臨までの箸休めによろしければ・・・



404 名前:棒棒鶏[sage]:2006/05/12(金) 16:41:20 ID:4pmvx9xz
「はぁ」

規則正しい寝息ののだめが横に眠るベッドで俺は一つ盛大な溜息をついた。
あいつを起こさないようにゆっくりと起きあがり、ベッドの背に凭れてほんの数時間前の事を思い起こす。

あんなはずじゃなかったのに・・・
もっとこうなんてゆうか…ほらあれだ女が喜びそうなシチュエーションとかムードとかまあ過剰にならない程度にはしてやりたかったのに・・・
あいつ初めてなわけだし・・・一生の思い出になるわけだろ・・・
はあ。我ながら情けねえ。
俺、そんなに堪ってたのか・・・

それでも、酔った勢いではない。
断じて・・いや・・・たぶん。
確かに酒は入っていた。
うん、まあ、結構。
でもいい加減な気持ちだったわけじゃあもちろんない。
遅かれ早かれそうなるのは時間の問題だった。

405 名前:棒棒鶏[sage]:2006/05/12(金) 16:42:08 ID:4pmvx9xz
ノエルなのにあいつは居なくて、俺は元々ノエルに良い思いでも無くって、色々な事が思い出されて重なって、酷くナーバスになっていた。
なのに街で会ったのだめははちきれんばかりの笑顔で、正直ムカツイた。
セコイ俺様学を披露した後、思いもよらない壮絶なバトルを公衆の面前で繰り広げたんだ。
なのに結局俺の考えを改めさせられて・・・。

すったもんだの末、家に戻った俺たちはノエルにしては侘びしい食事を済ました。
まあ、ワインだけは結構良かったけど。
満足に肴が無い状態で旨いワインを飲んだからいつもより酔いが回るのが早かったのは確かだ。
だからなのか?ちょっと気が大きくなってたのか?

406 名前:棒棒鶏[sage]:2006/05/12(金) 16:42:54 ID:4pmvx9xz
「のだめ、今日はうちの風呂使っていいぞ」
「うきゅー。ホントですか?」
「ああ、寒いしな。湯張ってやるよ。ほら、着替え取ってこい」
下心は無かった。たぶん・・・。
とっておきのバスボムを使わしてやったりもしたけど・・・。まあ、ノエルだからちょっとしたサービスだ。

「ふお〜。気持ちよかったデス〜。にほいも良かったしぃ〜暖まりました。今日はぐっすり寝れそうですヨ」
「ふ〜ん、良かったな。ほら、俺が入ってる間ちゃんと髪乾かしとけよ。風引くから」
なんて言い残して足止めもした。


まだ、我慢できるつもりでいたんだ。


「お前、風呂上がりなのになんで床に直に座るんだよ。また、体冷えるじゃねえか」
「ほえ?ああ、そデスね」
「ちょっとは考えろよ。ほら、もう髪乾いたのか?」
何気なく、何気なく触れた髪から甘いシャンプーの香り。
俺と同じシャンプーのはずなのに、それより甘い気がするのはなぜだろう。
酒は風呂で抜けたはずなのに俺はその甘い香りに酔ったのか、床に座るのだめを引き上げるとそのままベッドに伴っていった。


事態が良く飲み込めないままベッドに横たえられたのだめは目を白黒させて俺に言葉を求めていた。
今から起こることの意味を。
わかっていたのに答えてやらない・・・全てを口づけで誤魔化して、そのなんだ・・・やってしまった。

やっぱり俺最低だな。

もう、何回目かわからない溜息をついていた。


407 名前:棒棒鶏[sage]:2006/05/12(金) 16:43:34 ID:4pmvx9xz
はう。
さっきから先輩は何度も溜息をついている。
自分の世界に入っちゃってるからのだめが嘘寝してることにも気がつかない。
あーまた、溜息ついた。
きっと後悔してるんだ。
のだめとしちゃったこと。

うううう。
やっぱり23歳で初めてって重すぎましたかね。
でも、別に結婚迫ったりなんてしませんよ。
そりゃあそうなったらそれに越したことは無いですけど・・・
こうなれただけでのだめ嬉しいですから。
あーそれとものだめ、か、感度が悪かったですかね。
それとも、彩子さんみたいにくびれがないのが許せませんでしたかね。
む、胸は彩子さんに勝ってるつもりなんですけどね・・・

あーまた、溜息ついた。
もう、のだめダメです。
我慢できません。



408 名前:棒棒鶏[sage]:2006/05/12(金) 16:47:05 ID:4pmvx9xz
もう一度盛大な溜息をついたところでのだめが大声で泣き出した。

な、なんだこいつ起きてたのかよ。

「うえーーーん、先輩のだめとしちゃったこと後悔してるんだーーーーー。
うーーーー。やっぱり23でしょ、処女ってき、気持ち悪かっトですカ?
のだめ初めてだから、う、巧くできなくて・・・やっぱりどこかで練習しとけば良かったですか?く、くびれは今からでも作りますからのだめを捨てないでぇ!!!」

はあ?な、なにいってんだこいつは?

「のだめ、落ち着け。誰が捨てるって言った?」

「だって、先輩さっきからずっと溜息ばっかりついてるじゃないデスか。のだめのことのだめのこと!!!嫌いになったんでしょ!!!」

泣きながら俺の胸をドンドン叩く。今度は逆切れかよ。

409 名前:棒棒鶏[sage]:2006/05/12(金) 16:47:47 ID:4pmvx9xz
「だぁー落ち着けって」

「だって、だって。23でしょ、処女はお、重いって・・・。結婚迫られそうで怖いって・・・」

「だからそれは誰が言ったんだ」

「うぅ、そ、その手のサイトで・・・」

「馬鹿。お前初めてで俺は嬉しいのに・・・」

「ほえ?」

「だからあ、俺はお前の初めての男なんだろ?嬉しいに決まってんじゃねえか、バーカ。そんなサイトの奴らと一緒にすんな」

「はうー。じゃ、じゃあ、やっぱり、か、感度が良くなかったんですかね?い、今からでも修行してきます」

「・・・お前修行ってどこ行ってなにする気だよ」

「あう?どこ行ってナニしたらいいですかね?」

「はーあ?俺に聞くな。それに、お前初めてなのに、その、なんだ、悪くなかったよ」

「悪くない?なにがですか?」

「・・・ナニがです」

「ほ、ホントですか?!」

410 名前:棒棒鶏[sage]:2006/05/12(金) 16:48:55 ID:4pmvx9xz
「あ、うん。鍛えがいがありそうってあ、いや。だから修行なんてしなくていい。俺が教えてやるから」

なんて馬鹿な会話してるんだろうか、俺。

「ふおー。じゃあ、問題はくびれ?む、胸は彩子さんより大きいと思うんですけど・・・」

「はあぁ。くびれも問題じゃない。確かに胸は彩子より・・・ってなんで今昔のオンナの話をしなきゃなんねんだよ。ホントお前って馬鹿」

「むきーーー。何いってんですか!元はといえば先輩があんなに一杯溜息つくからじゃないですか。なんかのだめ粗相をしたんじゃないかと・・・だって、は、初めてだし、良くわかんないのに・・・うわ〜ん」

再度泣き出したのだめの背をあやすように撫でてやると、また後悔が頭をもたげてきた。

「違うんだよ。あの溜息は俺自身に向けて」

「はう?」

「ごめん。お前は全然悪くない。とゆうより、いきなりあんなことしてお前怒ってない?」

小首を傾げると俺を見つめる。目をパチパチと小動物みたいな愛らしい表情。

「全然。そりゃあびっくりはしましたけど。凄く嬉しかったデスよ。だって、のだめは先輩のことずっとずっと好きだったんデスよ。ひ、一つになれて嬉しくないわけ無いじゃないですか・・・」

最後は消え入るような小さな声で頬を真っ赤に染めて言う。

「そっか。ありがとう」

俺も小さな小さな声で耳元で返すとのだめがぴったりとくっついてきた。
あーそうゆうのは今不味い。

「のだめぇ、もう一回リベンジ。今度はもっとゆっくり優しくするから。いい?」

「えーえええーーー」

「体しんどい?」

「あ、いえ。たぶん大丈夫カト・・・」

「じゃあ、もう一度最初から。さっき言えなかったっこと言わせて・・・恵、好きだ」




以上です。
お目汚し失礼しました。

411 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/12(金) 18:36:41 ID:OcwTFAoY
神降臨!!
なんか今までにない形。回想から始まるところとか
千秋の語りものだめの態度も、
ノエル補完モノとして「これだ!」って思えたのは久しぶり
GJ!!!!!!

412 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/12(金) 19:58:02 ID:0lthS/I6
うーん今までと違うタイプの話で新鮮!!
ぜひ最中のお話もお願いしますm(__)m

413 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/12(金) 20:31:48 ID:+weznuRo
私、のだめが泣いてるのが好きだということに気付いた。
Sなのかな…いやん

414 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/13(土) 00:39:30 ID:dXfVpcZX
GJ!素晴らしい〜!

回想よかったです、かなり。
のだめの口調もやっぱりですます調だとしっくりくる。
今夜もゆっくり眠れそうです。神に万歳!

415 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/13(土) 00:42:25 ID:R11zO/hr
この話、のだめにマングースの背後霊を感じられた!
GJGJ!!!!!おもしろかったよー

416 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/13(土) 08:55:06 ID:3cD2OK/q
なんか胸にきゅんvとくるような切ないエロが読みたい
千秋のだめで

417 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/13(土) 19:45:18 ID:rkVvkr1k
いい!カンドーした!ありがとう!
GJです!ごちそうさまでした!
いやー正直、無理矢理千秋なんて誰が書くんだ。できるのかそんな…と思ってましたが、なかなかどうして!
実際そうなんじゃないかと、萌えてしましました!
あああ、ゴハン何杯もいけそうです。
のだめかわいいかわいい。

418 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/13(土) 20:37:15 ID:3cD2OK/q
え?これは無理矢理千秋ではないだろ?
全然無理矢理じゃないジャマイカ

419 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/13(土) 21:50:23 ID:wzNkkj52
感動している>>417になかなか突っ込めなかった('・ω・`)

この千秋の溜め息、リアルだと思ったよ
いい雰囲気つくって甘い言葉囁いて…
なんてこの2人が最初からうまくできるとは思えないw
そういうエロパロも好きだけど

420 名前:棒棒鶏[sage]:2006/05/14(日) 07:30:46 ID:qDPX+dYn
読んで下さった皆様ありがとうございました。
また出来ましたら投下したいと思います。
次回は最中を書きたい・・・

421 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/14(日) 19:31:50 ID:LOrulYMu
最中…
ナカミは腰アンで

422 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/14(日) 19:52:57 ID:PMN6/b5o
いや、最中の中身はギシ餡がいいです。

423 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/14(日) 23:37:02 ID:3y+wDfg0
アホかw

424 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/14(日) 23:55:11 ID:Tr+VAnRV
>>422
誰がうまいこと言えと(ry

425 名前:名無しさん@ピンキー[]:2006/05/15(月) 00:26:08 ID:uttgMgIW
神待ちage

426 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/15(月) 00:45:31 ID:pQg1GjkT
GJ!
>>419
ハゲド。
あんまりどんくさい千秋はいやだが、あまりに世慣れすぎてる千秋ってのもイヤな自分にはものすごくありそうな状況だ。
ところでのだめ、あれだけ長年入り浸っていて、発見しなかったのかな。
本とかビデオとか…

427 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/15(月) 08:26:55 ID:oYWUXbdP
「ぇ」よりも「ー(長音)」の方が
千秋の台詞ぽい気がする。
でもGJでした!のだめにワロタw

428 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/17(水) 00:14:21 ID:OWVEP5np
いつもは千秋×のだめのみで他はスルーしてきた私

でもターニャ×くろきんは激しくキボンヌ

是非どなたか投下願います

429 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/17(水) 00:43:33 ID:8dc3R2u6
黒きんは何だかヘタレキャラになってるが実はスゴイってのどうよ
ドSなの

430 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/17(水) 01:04:11 ID:8xPjBTSV
すっげー凶悪なちんこ持ちだったりしてな。

431 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/17(水) 01:17:51 ID:8dc3R2u6
「別に。君がシたいならそうすればいいよ」
「ちょ、なによっ 私がせっかく…!」

432 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/17(水) 08:20:05 ID:keBy6tEV
>>429
ワロタ

433 名前:名無しさん@ピンキー[]:2006/05/17(水) 12:13:10 ID:NCJcbBx+
ドSなくろきん、大賛成 似合いそう

434 名前:名無しさん@ピンキー[]:2006/05/17(水) 12:31:25 ID:EkjQcOBy
>>431
ワロテ鼻噴いたw

435 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/17(水) 23:57:57 ID:41tFDIFv
>>431
書いてw

436 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/18(木) 00:43:36 ID:oArtZoPw
「恵ちゃんのカレーでこんなにくびれが…」
「あっ…やだっ…どこ触ってんのよ!」

「…君こそ好きなくせに」
「もうっ…どこまでも青緑なんだから…!」

って意味不明?

437 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/18(木) 00:46:22 ID:WT14sKP/
うんw

438 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/18(木) 01:20:51 ID:a8tIHfwu
くろきんむずかすぃ…ターニャってツンデレ?

「来週末、海にバカンスの予定なのよねー。」
「へぇー、よかったね。」
「ほら、私痩せたしキレイになったじゃない?もう、いろんな人から声がかかるっていうかー。」
「そ、そうなんだ。」
「でも、なんだかタイプでもないし、ちょっと気分が乗らなくってー。」
「ふうん。」
「それで断るのに他の予定いれちゃおうかなーなんて思ったりしてー。」
「へえ。」

「・・・」
「・・・」

「ほら、ヤスならよく知ってるし?ヤスもたまには外出た方が体に良さそうだし?一緒にどこか行ってもいいかなーって・・・」
「そう。」

「・・・な、なによ。」
「いや、なんで素直に来週末デートしようよって言えないのかなと思って。」
「なっ!私はそんな事ひとことも言ってな・・・!」
「はいはい、ごめんね最近かまってあげられなくて。」
「ち、違うわよ!何勘違いしてるのよ!私はただ・・・」
「不安にならなくても大丈夫だよ、ちゃんと好きだから。」
「う・・・バ、バカッ、不安になんてっ。」

439 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/18(木) 02:04:40 ID:3GtIMbI9
いいねいいね。
黒きん大人だなぁw
冷め呆れた感じで「はいはい、わかったわかった」みたいなのいいね


440 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/18(木) 07:31:47 ID:wc/qi3Gx
黒きんvvたーにゃ!!黒きんvvターニャ!!!

441 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/18(木) 14:02:13 ID:WT14sKP/
ターニャかわええ。

442 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/18(木) 14:20:48 ID:Hqpvt4gj
>438
ターニャかわいい!

443 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/18(木) 16:50:08 ID:fczWuZMZ
うーむ。
冷静なくろきんをみると、千秋って意外と純情というかなんというか…
右往左往してるね。

444 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/18(木) 17:47:46 ID:xD1qrkVc
気がついたとたんに うろたえそうな希ガス

445 名前:sage[]:2006/05/19(金) 00:18:07 ID:3jMMD1/b
か・か・かわええ〜w

446 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/19(金) 00:19:16 ID:3jMMD1/b
ごめん…あげた…

447 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/19(金) 00:22:32 ID:iwU59hsc
ちょっと間違えてる>>445も可愛いと思う。
でもターニャは本当、いいキャラだね。応援したくなる。

448 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/19(金) 13:34:30 ID:1xb1LWEn
いいねーくろきん×ターニャ。もっと読みたい

449 名前:棒棒鶏[sage]:2006/05/19(金) 15:14:49 ID:C7ISwJGV
くろきん×ターニャ
短い事後 最中なしです



「ごめん」
「な、何謝ってるのよ」

「いや、酔った勢いで・・・」
「べ、別にあたしも酔ってたし、こんなの良くあることよ」

「良くあること?」
心無しか黒木の声が怒りを帯びていた。

「ええそうよ。だからヤスも気にしなくていいわ」
そう言ったターニャの声は少し湿り気を帯びていた。

「・・・」
「な、なによ。こんなこと犬に噛まれたみたいなもんよ。
減るわけじゃなし。別に責任取って欲しいなんて思ってたないし!
そうよ、ヤスも一回したぐらいで彼氏づらはしないでよね!」

「あっそう。別に彼氏づらする気はないけど。
僕は酔った勢いでも好きでもない子と出来ないよ。ターニャ君は違うんだ?」
「違わないわよ!誰が好きでもない男となんて!・・・あっ」

「本当素直じゃないねえ。君は」
「ヤスの意地悪」

抱き締められた黒木の腕の中でターニャは盛大に泣いた。

「ごめんね。素直じゃないのは僕の方だよ・・・
本当は酔った振りしてたんだ・・・」



お粗末様でした。

450 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/19(金) 15:28:42 ID:BXlnnvOW
バンバンジーさんGJ!
萌えた…

451 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/19(金) 15:35:20 ID:CEGZZX68
これはフランス語の会話ですよね。
「アイシテル」byターニャ
「やーりゅびゆーてぃ(ヴぃ)」byくろきん
と、相手の母語で言い合うってのもいいよね〜

棒棒鶏さん 乙でした。

452 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/19(金) 18:43:45 ID:1xb1LWEn
>449
GJ!!!

453 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/19(金) 21:15:19 ID:ouQpP55B
棒棒鳥さんに便乗〜♪

「日本語では”スキ”っていうのよね…  ”好きよ、ヤス”…」
最中であっても、ロシア人のターニャとフランス語で交わしていた黒木は急に聞いた日本語に驚き、
同時にその懐かしい響きに少し感動した。
「ターニャ……。すごく、嬉しいよ。でも…、ロシア人の君が、どうして日本語を知ってるの?」
「そりゃ…、千秋とのだめから覚えたのよ。まったく、二人たらいっつもうっとおしいくらい熱いんだから……」
そう言って眉根を寄せたターニャは、しかし笑いながら柔らかく黒木に腕を回した。
「ふふっ、ヤス。でもね、こんな時に日本語が役に立つなんて…思いもしなかったわね」
黒木も、何だかんだ言いつつ常にお熱い日本人二人を思い出して自然と笑顔がこぼれた。
あの二人のように幸せそうに笑いあうことができるなんて、ターニャと会うまでは、まさか思いもしなかったから。
ターニャもつられて、黒木も額をくっつけ合いながら笑いあう。


454 名前:棒棒鳥さんに便乗〜♪ 2[sage]:2006/05/19(金) 21:20:13 ID:ouQpP55B
「…ごめんターニャ、僕はロシア語、分からなくて…」
「馬鹿ねヤス、フランス語でいいのよ」
そう言われた黒木は、少し安堵して、ターニャの瞳をみつめてささやいた。
「うん。……ターニャ。"Je t'aime bien."」
「……?ヤス、”bien."?」
ターニャが怪訝な顔をする。
「ん……、え、僕のフランス語、何かまずかった?」
「それだと英語の”like"よ?ヤス……私への気持ちって、もしかして、そんなに軽かったの?」
ネイティブでは無いなら犯しがちな間違いを、わざと指摘して黒木をからかうターニャ。
ターニャの予想通り、黒木は可哀想なくらいに動揺した。
「え!?誤解だよターニャ!え…えーと、"Je vous aime.……で、いいの、かな」
顔を真っ赤にして口ごもるヤス。
ターニャは普段から想像もついかないほど焦る黒木を見て、おかしい気持ちと同時に、
とても愛しい気持ちが芽生えるのを感じた。
「ウフフ、よく出来ました、ヤス。なんだか私わたし、映画のヒロインみたいだわ〜♪」
「……ターニャ、僕のフランス語、何か変だったんだね……?」
気にしなくてもいいものを、生真面目に考え始めるヤスに、ターニャは愛しい気持ちを募らせた。
千秋とはまた別のようだけど、日本人らしい真面目で一途な気持ちをぶつけてくるヤス。
こうやって「武士」みたいに一途に思われるのも、悪くはないわね……。

ターニャはいまだブツブツとフランス語をつぶやいている黒木を抱きしめて笑った。

455 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/19(金) 21:20:41 ID:OuAX8kk1
なにそのラヴラヴカポゥ


萌え

456 名前:棒棒鳥さんに便乗〜♪ 3[sage]:2006/05/19(金) 21:27:46 ID:ouQpP55B
あ、454ラストは”も”→”は”だ…誤字でした。むずかしいね〜。
最近の「のだめ」と棒棒鳥さんの投下が素敵すぎて初心者の私も踊り出てきてしまった。
いつも素敵な投下をありがとう>all

457 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/19(金) 22:12:40 ID:cpPEprVP
くっそー!
おまいらみんな好きだー!
くろきんとターニャに幸あれ!

458 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/19(金) 23:53:39 ID:pVr0pfMN
たまんね(*´Д`*)ハァハァ

459 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/20(土) 00:52:51 ID:tzoVcYbZ
はぅん…
GJ!
ターニャ×くろきんは今のところ、ほのぼのエッチがとても萌えますね

460 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/20(土) 01:59:58 ID:UZXpwjbq
>「ターニャ君は違うんだ?」

が、「ターニャくんはちがうんだ?」かと思って
そんな呼び方してたんだっけかと考えてしまったw
GJでした。

461 名前:テナー[sage]:2006/05/20(土) 02:45:22 ID:uXsMv1iR
投下しまーす。千秋×のだめです。
なんだか甘くてぬるーい話が読みたくて、ついに自給してしまいました。
今更なんデスが、
お初は千秋デビューの直後って説で、その夜の出来事ってことで。


462 名前:テナー[sage]:2006/05/20(土) 02:45:54 ID:uXsMv1iR
パリデビューを果たした夜。
舞台裏でマヌケ面して待っていたあいつに向かって、俺はその場で抱きしめながら、
シュトレーゼマンに言われた「はっきりと分ける」ことを俺なりに、
具体的な言葉にして伝えてみた。

いざ言葉にしてみると、それはずいぶん今更なことだと感じられた。
生真面目に改まっている自分がなんだかとても気恥ずかしくなって、居た堪れなかった。
でも、言った瞬間に舞台裏で失神したまま楽屋に引きずっても起きなかったあいつには、
……それくらいに大事なコトだったんだろうな。

あの時シュトレーゼマンに突き放されて言われなければ、そしてピアノを遮ってしまった
俺をあいつが激しく拒絶しなければ、俺はいくら経ってもこの先、気付けなかったのだろう。
このままずっとこの状態を続けて、あいつに対して身勝手にも苛立ったり怒ったりをずっと、
俺はこの先も、繰り返していたのだろう。
……悪かったな、と思う。
でも、らしくなく焦ってリストを弾き狂うあいつを見てキスしたくなったのは本当だったし、
まさかキスをして拒まれるとは……あの時は、思いもよらなかったし。
ちくしょう、あれは結構ショックだったんだぞ?のだめのクセに。
そういうとこはいつもキッチリ分けていやがって。

……ああ、いざ「分けて」しまえば。
あいつの行動も、なにより俺自身の行動も、とても分かり易いことに気付く。

呆けた笑顔のままで楽屋の床に転がったのだめを無理やり立たせて、
俺はウィルトールの皆へのねぎらいや遠方から来てくれた家族への挨拶も程ほどに、
指揮者としてのデビューを果たした劇場を、後にした。

463 名前:テナー[sage]:2006/05/20(土) 02:47:21 ID:uXsMv1iR
演奏後の拍手に興奮した余韻が心地良くて、乗り込んだタクシーの隣に座るのだめの手を握ると、
のだめはうつむいたまま顔を赤くして、こちらに重みを寄せてきた。
俺らにしては珍しく沈黙したままの車内で、しばらく静かに互いの体温を感じあう。

ああ、いいな。
こういうのは、変じゃない。

俺は静かに、ゆっくりと息を吐き出した。
正面から真面目にこんな、いかにも恋人めいた事は今までしてこなかったけど。
流れるパリの夜景を眺めながらこうしていると、
こうして触れ合っていない今までのほうが不自然だったんじゃないかと思えてくる。
まるで猫のように俺の肩にもたれているのだめの体は結構小さくて、おどろくほど柔らかくて、
そして、感動するほど暖かかくて。
こいつがこんなに……静かに体重を寄せてくる程度であっても、こんなに可愛らしく、
控えめに俺に甘えてきたことは、今まで共に過ごしてきた年月の中にどのくらいあったんだろうか。
そして俺は今まで、それに気付いてやれていたのだろうか。

タクシーの車内での、アパルトマンへの静かな帰り道。
俺も、こいつに甘えてみたい。
と思った時点で、俺は確実にこいつの変態の森に、足を踏み入れていたのだった。


464 名前:テナー[sage]:2006/05/20(土) 02:48:00 ID:uXsMv1iR
各自部屋でシャワーを浴びて、その後で俺の部屋に来い、と言った時点で、
それがどういうことなのか、普通は分かりきっているようなものなのだが。
普段どおりの色気も皆無な寝巻き姿で再び俺の前に表れたのだめは、
もうすっかりいつもの変態に戻っていた。

「ふぉぉぉぉ…!先輩が全裸…!!」
ベットで向かい合った俺にのだめは奇声を上げて興奮している……。
なんだって言うんだ、お前だって素っ裸だろうが。
と突っ込みたくなるのを、そのキラキラした目を見て、痛むこめかみを押さえてグっとこらえる。
もういい……こういう変態を彼女にするって覚悟したのは数時間も前のことだ。

「いいぞ、もう好きなようにしてくれ……どこ触っても怒らないから」
「え……何しても、ひっぱがして殴ったり、蹴っ飛ばしたりしないんデスか?」
「俺はどこのDV亭主だ!? クソ、煮るなり焼くな好きにしろ!」
むきゃ〜!!と真正面からダイブして俺にくっつくのだめ。
「ほぁぁぁ、先輩、肩幅、大きいデス」
よく分からないコメントをしてひっつくのは普段となんら変わらない。
お互いに全裸、ということを除けば。
あぁ…なんだか動かないんだけど、きっと匂いとか嗅がれてんだろうなぁ。
腕の中で微動だにしないのだめを見て、俺は情けなくもそれなりにしていた緊張を緩めた。
ゆっくりと、のだめの背中に腕を回す。それは意外な程すべらかで、柔らかい。
のだめはのだめだ。どんな時だろうと変わらないし、変わっても、所詮はのだめだ。
そんなことをぼんやりと思う。
しかし、
…しばらくは我慢しつつも、いつまでたってものだめは動かない。
いいかげん焦れてくる。
ダイレクトに当たる胸の感触や、脚の微妙な重なり具合に痺れをきらしたのは
情けないことに俺のほうだった。


465 名前:テナー[sage]:2006/05/20(土) 02:49:13 ID:uXsMv1iR
「……どうした。のだめ」
「え、……えっと、先輩……。も、もうちょっとこのままで、いいデスか」
「ふざけんな、そろそろ朝になるぞ、俺の我慢も限界だ」

ひっぺがしたのだめは、
真っ赤だった。
しかも半泣きだった。

「や、いや、なんか、のだめ、柄にもなく緊張してマス…」
至近距離で視線がぶつかる。
のだめは態度こそ本当に腹が立つほど普段どおりだったけれど、
けれども、今はそれに加えて色気もあり、常識にも沿う……ただの普通の女のようにも見えた。
気付けばその白い肩も硬直していて、いつもは表情豊かにくるくる回る目は大きく見開かれていて、
重なった豊かな胸から伝わる鼓動は壊れてしまいそうな程で。

……人って普通は極度の状態に陥ると隠された異常行動なり変体性が出てくるものだけど、
こいつは本心を取り繕うときに、よく分からん変態の皮を被るんだな。
そんなことを思う。
奇抜な行動に隠れて見落としちだけども、そういやこいつはいつだって、
穏やかで、気取らなくて、なんだかんだいっても優しくて、
そして、けっこう人や俺に、気を遣うのだ。のだめのくせに。

かわいいなぁ。

全裸の自分に抱かれながら柄にもなく緊張すると言っている、同じく全裸ののだめに、
俺は柄にもなく、自分に出来る限り優しくしてやりたいと、思った。

466 名前:テナー[sage]:2006/05/20(土) 02:49:58 ID:uXsMv1iR
ゆっくりと、本当にゆっくりと、のだめにキスをする。
柔らかい口唇の感触を味わうのは何時振りだろう。
甘やかな感触が自分の無骨な唇と溶け合うのを感じる。
いい加減じれて突き飛ばされるんじゃないかというくらいまで待ってから舌を絡めると、
のだめは怖々と、俺に応じてきた。
なんだ。このくらいでいいんじゃないか。
少し唇を離すと、のだめはぼんやりと俺を見上げていた。
「……俺、お前にボヘーって突き飛ばされたのがトラウマになってるみたいなんだけど」
「……へ?ボヘ?それって、いつのことデスか?」
「……なんだよ、覚えてないの」
酷いよなぁ、俺は生涯忘れられそうに無い夜になったのに。
そう言ってまた唇を重ねる。より深く、執拗に、ゆっくりと時間をかけて。
舌と舌が絡まって、意外に固いその感触を確かめるように追いかけて、重ねあう。
背中にチクリとした感覚があって気を向けると、のだめの回した手の爪が食い込んだようだ。
息苦しそうに酸素を求めるのだめの変な顔を堪能して、俺は少しだけだが気が済んだ。

「俺を拒むなんて、100年早いんだよ、ばかのだめ」
「……先輩、やっぱり、カズオデス」
「この優しい俺様のどこが?」
「ぷ……、そういうところが、デスよ」
緊張がほくれたのだめとクスクスと笑い合いながら、次は全身でお互いを感じる。
ゆっくりと肌と肌が重なる感触に、ふと泣きたくなる。
回したままだった腕をのだめの体に這わすと、その体がふるりと震えた。
「なんだよ。……もしかして、怖い?」
顔を覗き込むと、のだめは目をぎゅっとつぶって耐えていた。
その顔は、やっぱり泣きそうだった。
「……怖い、デス」
俺はそれが、我ながら酷いことに、なんだか無性におかしく感じた。
「今更だろ、どうして俺が怖いっていうんだよ」
俺のほうがこえーよ。いつもの彼女からは想像もつかない態度に笑いながら囁くと、
のだめは顔を上気させながら唇をとがらせた。
ああ、この顔だ。ピアノを弾くときの、いつもの、ひょっとこみたいなこの顔だ。
「……真一くんが、好きだから、でショウか」
のだめの瞳がぱちりと開いて、真っ直ぐに俺を見る。

「……真一くん、顔が、真っ赤デス」
「……うるせえ、そろそろ黙ってろ」
いいか、今俺は音楽抜きに、お前が好きなんだからな。
そう言うと、のだめは小さく「むきゃ」と、奇声を発した。

END

467 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/20(土) 03:49:33 ID:UZXpwjbq
終わっちゃうのかよーーーーーー!!!!
すっげぇキュンとした

468 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/20(土) 05:15:43 ID:vZh77ukt
>461
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あなた(の書いたSS)が好きだー!!
モエキター
キャブー

469 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/20(土) 05:42:57 ID:N+o2koCo
コミカルなのに萌え度が高いGJ!
この2人の初夜、いきなりロマンチックにいくわけないよな、と
妙に納得しながら読ませてもらいました。千秋の心情が手にとるように
伝わったw。

>「……うるせえ、そろそろ黙ってろ」
言いそうだ、千秋。

470 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/20(土) 09:03:29 ID:ggjOREzb
>>461
ここで終わっちゃうの?

続きを激しくキボン

471 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/20(土) 09:30:37 ID:D3ZFCgr/
GJ!!!!!!!朝からごちそうさま!!!!

ノエルもいいけどリサイタル説もいいなとオモタ
最近エロなしでも良作が多いね(基本は全裸だがw)

472 名前:名無しさん@ピンキー[]:2006/05/21(日) 19:33:21 ID:XBsLMCMb
age

473 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/21(日) 21:06:19 ID:6+88WqUL
ここでおわっちゃうのがまた芸風にあっててイイヨイイヨー(・∀・)
また読ませてください!

474 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/21(日) 22:11:23 ID:v+4JHpdr
エロパロ板なんだから
エロが読みたいと思う漏れは
子供なのか大人なのか

女性の読み手が多いんだろうが、
この流れはそろそろ終わりにしないか

475 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/21(日) 22:15:44 ID:zyzGl1cI
結局の所、エロ萌えを感じたいだけなので
本当にエロじゃなくても正直私はどうでも良いんだが、
まぁそういう意見もありつつ、のんびり行けばいいと思うよ

476 名前:名無しさん@ピンキー[]:2006/05/22(月) 01:15:48 ID:ka3rQpAr
GJ!

自分もエロも読みたいっす!



477 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/22(月) 08:09:48 ID:DYG/tIx5
漸く書けましたので・・・
千秋×のだめ
最中あり 
優しくない千秋は千秋でないと思われる方はスルーお願いします。

朝からすいません。

478 名前:棒棒鶏 のだめカフェ1[sage]:2006/05/22(月) 08:10:40 ID:DYG/tIx5
のだめカフェ


「おかえりなさいませ、御主人様♪」
「はぁ」

自分ちのドアを開けたら見慣れない格好をしたのだめがいた。
黒のワンピース(襟だけ白く前ボタン仕様・パフスリーブ・スカートはふんわり膝丈・スカートからは白いペチュコート)
黒いハイソックス(微妙に素足が見える)
白いエプロン(ハイウエストだから胸が異様に強調されてる)
頭にはナースキャップみたいなこれまたフリフリ仕様のカチューシャ?が乗っている


「なんなんだその格好・・・」
・・・まるでメード?
「ニホンで今流行のメイドカフェですよ〜御主人様。うきゅ♪」
・・・やっぱり
「それは何となくわかる・・・わかる・・・が、なんでそれをお前が俺んちでやってんだ?その意味は?」
こいつに意味を問い質したところで、まともな答えなんて返ってくるはずなんてないのに聞ずにはいられなかった。

「簡単デス。御主人様にニホンを懐かしんでもらおうと思ったんデスよ。妻の愛デス〜」
「はあ?誰が妻だ。それになんでメードカフェで日本を思い出すんだよ。そんな奴お前と同類のアキバ系オタクぐらいだ!」
大人気もなく声高に叫んでしまった。
「だってネットでみたらニホンで流行っててすごく男の人が癒されて喜んでるって書いてあったんデスよ。のだめも最近お疲れ気味の先輩を癒そうと思ってがんばってみたんですヨ。気に入りせんでしたカ?」
小首を傾げて白いレース仕様のエプロンをいじいじと触るのだめ。

479 名前:棒棒鶏 のだめカフェ2[sage]:2006/05/22(月) 08:11:24 ID:DYG/tIx5
くそぅ。可愛いじゃないか、変態の癖に。気に入ったに決まってるじゃねえか。
思わず緩みそうになる頬を引き締めて出来るだけ素っ気なく聞く。

「ふーん、で、その服はどうしたんだよ?」
さっきのいじいじは演技かよ!と突っ込みを入れたくなるくらいに、にっぱーっと笑って自慢気に
「ヨーコに作ってもらったんですよ。似合いますか?」
言いながら両手でスカートをつまみ上げてくるりと回ってみせた。
黒いスカートからでるレースとハイソックスの間、わずかに見える脚がなんともいえない。
「ヨーコったら千秋くん好みにvってのだめの頼んでたのよりスカート丈を短くしたんデスよ。Hですよね〜うきゅ」

・・・おい、待て。なんでお前の親に俺の好みがバレてんだよ。
いいのかよそれで、お前の親は?
突っ込みどころが満載過ぎて、もうどうでもよくなってきた。
そうだ、俺はここのところ毎日毎日本当に忙しくて、心もささくれ立つ寸前だったんだ。
お誂えむきにのだめが珍しく気を使って癒してくれると言うなら癒してもらおうじゃないか!
日本には据膳食わぬは男の恥って言葉もあるしな。
あーもう面倒だ!

まだくるくると回っているのだめを抱き抱えてベットに運んだ。
「ぎゃ〜何するんですか先輩!」
手足をばたつかせて抗議している。
「先輩じゃないだろ?御主人様だろ?」
「あー、えー、はい」
「お前俺を癒してくれるだよな?御主人様の命令は絶対なんだよな?」
「え、えっと・・。命令によりけりデス。・・・やだ先輩顔怖いデスよ」

怯えるのだめをよそにベットに組敷く。
もう理性もプライドもふっとんだ。
こんな格好してるこいつが悪いんだ。
俺は御主人様なんだからなにやっても許されるんだ。
自分自身に言い聞かせてのだめにキスの雨を降らせた。


480 名前:棒棒鶏 のだめカフェ3[sage]:2006/05/22(月) 08:12:06 ID:DYG/tIx5
「だーダメです。先輩!」
「なんで?」
指はもうワンピースのボタンを外しに掛かってるのに。
下半身はもう準備万端なのに。
今更お預けとかふざけんなよ。

「ダメですって。のだめカフェは今から開店なんデス。これからまだ他の御主人様がいらっしゃるんですヨ」
はぁ?今なんて言った・・・他の御主人様って・・・はぁ?・・・何考えてんだこいつ
「他って誰だよ」
努めて冷静な声で聞いた。
腹腸は煮えくりかえっていたけど。

「えと、黒木くんとポールデスよ」
「なんで?」
「えっ。なんでって黒木くんにはニホンを懐かしんでもらうためデス。ポールにはニホン文化をより理解してもらうためデスよ。いわゆるのだめは親善大使デスね」
「・・・」

馬鹿だこいつ。
あー腹立つ。
なんでわざわざ彼氏の家で他の男にこんな姿見せた上に御主人様なんて呼ぶんだよ。
あーもう許さねえ。
絶対こんな姿見せてたまるか!
見せれない様にしてやる。
呆然とのだめの受け答えを聞いてる間止まっていた指を、俺は忙しなく動かしだした。

「もう、先輩ダメですって」
無視
「ぎゃーーーー。イヤだって言ってるデしょ」

ドカッ

ピーンポーン

のだめの蹴りが鳩尾にクリーンヒットしたと同時にチャイムが聞こえた 。
ベットの脇で痛みのため蹲る俺をヒラリと跨ぐと一瞥して玄関に走るのだめ。
そして聞こえた。

481 名前:棒棒鶏 のだめカフェ4[sage]:2006/05/22(月) 08:12:59 ID:DYG/tIx5
「おかえりなさいませ。御主人様〜♪」

絶対許さねえ。
覚えてろよ。
今夜はお仕置だ!


「め、恵ちゃん・・・その格好・・・」
「ひゅ〜のだめ可愛い!」

正反対な反応が玄関から聞こえてくる。

「どうぞ〜御主人様」

それに答えるバカのだめ。
このまま放って置くとなにをしだすかわからないから、まだ痛みの治まらないみぞおちを押さえながら俺は玄関に向かった。

「いらっしゃい」
おもいきり不機嫌な顔と声で出迎える。
俺が纏う負のオーラとのだめの異様な格好に黒木君はただならぬ何かを感じ取ったようだった。

「ち、千秋くんこんにちは。あー、め、恵ちゃん折角呼んでもらったんだど、ぼ、僕ら急用が出来たんだ。な、ポール!」
「えーヤス。何急用って。今日は一日ゆっくり出来るって言ってたじゃないか!」
「いや、出来たんだ。ごめん。千秋くん恵ちゃん。僕らこれで帰るよ。じゃまたね」
「あー黒木君、ポールまたガッコで〜」
扉から体半分出してのだめが手を振る。
俺はポールを引き摺った黒木君の背中に「すまん」と心の中で手を合わせた。

ドアを閉め部屋に戻りながら
「黒木君どうしたんですかね〜。お腹でも痛くなったんでしょうかねえ。あんなに急いで」
人の心配はいいから今からのお前は自分の心配をしろ。と言いたいところをぐっと堪えた。
「やだ先輩また怖い顔してーハンサムなお顔がだいなしデスよ」
そう言って俺の頬をぶにゅっと抓った。

誰が台無しにしたんだよ。
久しぶりに二人でゆっくりしようと思ってたのに。
恋人に蹴りを食らわすような女はこうしてやる。


482 名前:棒棒鶏 のだめカフェ5[sage]:2006/05/22(月) 08:13:44 ID:DYG/tIx5
再度心の中で手を合わす。
今度はのだめの母であるヨーコさんに・・・折角作ってもらったものだけどこれを着るこいつは危険過ぎるからこうさせてもらいます。

「こい」
玄関からのだめをベッドに引っ張りそのまま押し倒した。
「ぎゃー何するんデスカ」
軽いデジャヴ。鳩尾の痛みが甦る。
くそう。
怒りに任せワンピースの前ボタンを襟元から左右に一気に引き裂いた。

ブチブチブチ

ぎやー

ボタンの飛び散る音とのだめの絶叫がユニゾンする。

「な、何するトですか」
頬は怒りと恥ずかしさでか赤くなっている。
「ナ・ニ・するんだよ」
自分でもわかる程、意地悪に微笑んだ俺は。
驚きのあまりのだめは次の言葉が継げず押し黙ってしまった。

のだめに覆い被さり、さっきみたいに蹴りを食らわないように片足で股を割る。
膝をのだめの敏感な部分にわざと当たるようにし、腕だけワンピースから脱がせ、暴れないように頭上に縫い止めた。
中途半端に脱がされたワンピースは腹の辺りにある。

準備が整いキスを落とそうとしたらおもいきり顔を背けやがった。
ふーん、そっちがその気なら俺も鬼になりきれるってもんだ。
左手はのだめの両手を頭上で捕らえたまま、右手は顎を掴んだ。

「いや・・・」

強引に正面を向かせ抗議の言葉を発する愛らしい口を塞ぐ。
固く閉じた唇をこじあけ舌を捩じ込む。
逃げ惑う舌を追いかけ捕まえ搦めとる。
口内を蹂躙する間も右手は忙しなく胸を揉みしだく。左手の拘束は解かない。
股に割り入れた膝でぐりぐりと秘所を擦ると腰が僅かに動いた。


483 名前:棒棒鶏 のだめカフェ6[sage]:2006/05/22(月) 08:14:32 ID:DYG/tIx5
感じてきたかな?

可愛らしい喘ぎ声が聞きたくて口内の蹂躙をやめ腕の拘束も解いた。
そのまま唇と指を顎から首筋、胸の頂へと這わす。
なのにのだめの奴口を真一文字に結び、俺を睨んでやがる。
ふーん、面白いじゃねえか意地でも感じないつもりだな。
いつまで我慢出来るかお手並み拝見だ。

頂を口に含んだまま、指先は脇腹をそっと擦る。
脱がしきっていないワンピースが邪魔だけど、黒に白い肌がやけになまめかしく映る。
捲り上げられたスカート部分から見える脚も卑猥でいい。

脇腹から内腿に移動させた指は怠惰に熱を誘うように動かす。
ぴくりぴくりと小刻みに揺れる躰。
早く快楽に身を委ねればいいものを。
お前のそんな態度が一層俺を駆り立てるってまだ気付かないのか?

ショーツの上から人差し指で割れ目をそっとなぞる。
表情を窺うと我慢のあまり眉間に皺が寄っていた。
唇は相変わらず引き結んだまま。

これでも我慢出来るか?
指の代わりに次は舌で割れ目をなぞった。
ショーツが湿り気を帯びてゆく。
あーあ、躰はこんなに正直なのに

「のだめ声聞かせて」
「い や デ ス。の だ め お こ っ て る ん デ ス。 せ ん ぱ い ヒ ド イィ」
喘ぎにも似た声でとぎれとぎれ答える。
可愛くない。
「あっそう。俺も怒ってるから止めない」

484 名前:棒棒鶏 のだめカフェ7[sage]:2006/05/22(月) 08:15:16 ID:DYG/tIx5
クロッチ部分を端に寄せ指を入れると溢れ出した蜜でぐっしよりしていた。
こんなになってるのにまだ強がるか?
仕方ない。
俺は一気に二本の指を秘口に差し入れた。
すでに潤っているそこはあっけなく俺の指を飲み込む。
壁をさすってやるとほら、腰がゆるゆると揺れだした。
片手で花弁を擦りながら二本から三本に増やした指を忙しく抜き差しすると・・・

あ、きつくなってきた。
イキそうだな。

のだめの躰が硬直しそうになる寸前に指を引き抜く。
突然絶頂の寸前で快楽を取り上げられたのだめは唖然と俺を見ている。
俺も暫く熱に潤んだのだめを見つめ返した。
のだめは恥ずかしくなったのか気弱そうに視線と共に躰ごと横を向いた。

やっと可愛くなってきたな。

耳元で優しく呟く。
「どうするもう止める?」
フルフルと首を振る。
「じゃあどうして欲しい?」
「・・・・・」
「口で言わなきゃわからない」

今日はどうやってものだめ口から言わせたい

「カズオ・・・」
「じゃあ止めよう」
「・・・ィレテクダサィ・・・」
小さな小さな囁くような声。
「なにを?」
「イジワル」
「どうせ、カズオだし」
「・・・真一くんのをのだめに・・・入れてクダサイ」
「うん、良く言えました。じゃあ俯せになって」

いわれるままコロリとひっくり返るのだめ。

「で、膝立ててもっとお尻突き出して」

着けてる意味のないぐっしょりとしたショーツの紐を外し外気に晒された、愛らしい尻を一撫でするとそれだけでフルルと腰を揺らした。

正直俺も、もう入れたくてうずうずしている。
さっさと下半身を覆っているもの全てを取り払い、屹立した自身にゴムを填めた。
突き出され丸見えになっている秘口の潤いを確かめるためぺろりと舌で舐めあげると、

「あっ、うー」

漸くのだめの口から喘ぎが漏れた。
軽くゴムを填めた自身をのだめの花弁に擦り付け蜜を付着させる。
喘ぎ声と共にユラユラと揺れる腰を押さえつけ一気に挿入した。


485 名前:棒棒鶏 のだめカフェ8[sage]:2006/05/22(月) 08:15:52 ID:DYG/tIx5
イク寸前だったのだめの中はいきなり俺を締め付けてきた。
さっき焦らした仕返しのように・・・。

腰をきつくのだめの尻に打ち付けるといやらしい水音とのだめの汗ばんだ声が響く。
何度かに一度深く突き入れては止め、背後からのしかかり胸を揉む。
激しく出し入れしては、また深く突き入れ腰を捕らえ花弁を擦る。
のだめの声は一層潤いを帯びてくる。そして、俺への締め付けも一段ときつくなる。
繰り返し繰り返し獣のような格好で繰り返される行為にそろそろお互い限界が見え始めた。

「まだ、イクなよ」

一言告げると、自身を抜きのだめを仰向けに転がした。

いきなり目が合う。
何か言おうとする(たぶん2度も取り上げられた絶頂への抗議だろうと思うが)口を塞ぎ、もう一度今度はのだめの顔を見ながら挿入すると一気に突き上げた。




放心状態ののだめの耳に囁く。
「やっぱり最後はお前の顔見ながらイクのがいいな」
「・・・センパイハヤッパリカズオデス」




486 名前:棒棒鶏 のだめカフェ9[sage]:2006/05/22(月) 08:16:25 ID:DYG/tIx5
翌日珍しく俺より早起きしたのだめがなにやら俺のワードローブをごそごそしている。

「おはよ、何やっての朝から?」
「オハヨウゴザイマース。いえね、昨日のだめがセンパイをメイドで癒してあげましたからお礼をしてもらおうかと思いましてネ」
「はー?」
「今、池袋通称乙女ロードでは”執事カフェ”なるものが流行ってるらしいんデスヨ。で、センパイにもこれを着てもらって執事さんやってもらおうとおもったんデスヨ」
「はーーーーーーーーー?馬鹿じゃねえのお前。なんで俺が執事ぃ」
「センパイ、そんなこと言えるんですか?昨日のだめにしたことをヨーク思い出してクダサイ。ある意味あれはハンザイですよ?この程度で水に流してあげるんですから有り難いと思ってクダサイヨ」
「・・・・・」
「ハイ。では、これ着て」
手渡されたのは俺の大事なフォーマル燕尾。
なんでこれ着て・・・
「爽やかににこやかに微笑んでクダサイね。そして、のだめのことは”お嬢様”って呼んでくださいね!」

暫く放心状態のままベットに腰掛けていた俺の頭上に

「あー先輩に言ってませんでしたっけ?のだめの座右の銘は”目には目を、歯に歯はを”のハムラビ法典なんですよ〜以後気をつけて下さいネ。ウキュ」



487 名前:棒棒鶏 [sage]:2006/05/22(月) 08:18:26 ID:DYG/tIx5
以上です。
お目汚し失礼いたしました。

くろきん×ターニャの続きを書いて下さった方ありがとうございました。
そして、GJして下さった方、読んで下さった方ありがとうございました。

488 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/22(月) 08:39:59 ID:76ChNv8y
朝っぱらから、あへーーー
GJ!

489 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/22(月) 13:09:03 ID:UQlhJDat
うおーーー!GJ!!!
ありがとお!ありがとう!ありがとう!
むりやり千秋だ!ごちそうさまでした!ウッス!
またヨロシクお願いしィッス!

490 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/22(月) 13:49:16 ID:+oikhCa4
GJ!
ドタバタとエロのバランスが絶妙でした。

くろきん・・・イキロw

491 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/22(月) 14:31:39 ID:hOp2F3cE
しかしなぜ黒木君
呼ぶならフランクだろう

でもGJ!

492 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/22(月) 20:43:03 ID:kkeWiVHo
面白かったよ。
GJ!

493 名前:名無しさん@ピンキー[]:2006/05/22(月) 22:33:56 ID:dv1arm0f
おいしゅうございました
GJ!

494 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2006/05/23(火) 00:17:53 ID:qMQ4l/7J
カズオ千秋…ハァハァ

萌えです。萌え萌えGJ!

495 名前:テナー[sage]:2006/05/24(水) 00:02:29 ID:WUgQNvq+
棒棒鳥さんGJ!萌えた…!

>461 〜 に感想下さった皆様、読んでくださった方々、ありがとでした。
萌えにまかせて自給してしまったのでエロまで気が回らなかった、というか
>ここで終わっちゃうの? 
と感想頂きまして、え、ここで終わって何か……?と考えたら、
そうか 千秋に甘えさせてないんだ!! 
と気がついたので。すみません。 思いっきり甘えさせてみました。
投下しますー

496 名前:テナー[sage]:2006/05/24(水) 00:04:28 ID:WUgQNvq+
●Rainy Days and Mondays ●


外は寒くて雨が降っていた。
こういう夜は、離れ難い。


深夜をまわったところで千秋が帰ってきた。
「今日は打ち上げに顔出すから、おまえは先に寝てて」と言われていたので、
のだめは遠慮なく先に休んでいた。……自分の部屋でなく、千秋のベッドで。
今更だから千秋も特に気にしないだろうと踏みつつも、
いつもは二人で眠るベッドは広く感じられて、なんだか少し気恥ずかしく思いながら。

寝室が玄関なので、帰宅にはすぐに気がつけた。
夜も遅いし眠いので、ベッドの中から「おかえりなさい〜」と声をかけると、
「なんだよ、おまえこっちに居るの」と言う千秋の声が小さく聞こえた。
パタリ、とドアの閉まる音がして、外の雨音に重なってザアアと水音が聞こえてきた。
のだめへの返事もそこそこに、千秋はバスルームへ直行したようだ。
ざあざあと窓の外から、そして隣室から響いてくる二つの水の音を聞きながら、
のだめが再び眠りに引き込まれそうになっていると、やがてシャワーの音が止み、
ドアの音がしてすぐに千秋がベッドに入ってきた。
暖かい湿度を保っていたベッドに急に入り込んだ冷たい外気と千秋の大きな質量を
感じているのだめの頬に、ぽつりと水滴があたる。
驚いて目を開けると、うつぶせに伏した千秋の髪の毛はぞんざいに拭かれただけで、
寝巻きも何も身には付けていなかった。本当にバスルームから直行したようだ。


497 名前:テナー[sage]:2006/05/24(水) 00:04:58 ID:WUgQNvq+

「……自分のベッドだからどんな使い方でもいいんですケド。先輩、まだ酔ってますネ?」
「んー」
顔を寄せると、千秋からはシャワーで消しきれなかったアルコールの匂いがしている。
少し身体が熱いのは、シャワーのせいだけではないようだ。
「……けっこう飲んできましたねー。でも……、いま、何時ですか?」
「……12時、くらい?」
くぐもった声で千秋が答える。
「先輩にしては、めずらしく早いデス。今日はポールと黒木くんもいたんでしょ?
いつもの『もう一軒いくぞ〜』は無かったんですか?」
「……おまえ、いないんだもん」
のだめは千秋を見た。
「先輩、酔ってますね?」
「さっきも聞いただろ、それ……」
「そういうトコは冷静なんデスから……。
 そうですか、先輩、のだめがいなくて寂しかったんデスね〜♪」
「うん……お前、いればよかったのに……」
日頃は思っていることをあまり口に出さない千秋の、こんな状態は珍しい。
のだめはあったかい気持ちになって、怖いくらいに素直になっている千秋の頭を、
いいこいいこ〜と撫でてあげた。
黒くて少し固い髪の毛はしっとりと湿っていて、いつもと違う手触りがした。
千秋は気持ちよさそうにして目を閉じている。

「いっつも、このくらい言ってくれると、のだめ安心なんですけどね〜」
「うん……」


498 名前:テナー[sage]:2006/05/24(水) 00:05:55 ID:WUgQNvq+

髪をゆっくり撫でているのだめの腕を、千秋の手のひらが触れる。
「なあ」
酔いが覚めないせいか、もう眠くなっているのか。伝わる手のひらの温度が熱い。
「なんですかー、真一くん」
まるで赤ちゃんみたいですね、と思いながら、のんびりと答える。
「のだめ……」
「はい」
「わり…………すげー、したい」
「はい?」
「ちょっと、入れさせて」
「……は??」
何言ってんデスか?と言う間もなく腕を引っ張られて身体の下に組み敷かれた。
強引に唇で口を塞がれて、気付けばパジャマは足の指で引っ張られて脱がされていた。
「や、ちょっと待ってください先輩、そんな急に」
紐も引っ張られ下半身だけが露出させられて、代わりだというように千秋の手がそこを塞ぐ。
千秋の既にガチガチに固くなった熱い性器が太腿に押し付けられ、伝わる感触が生々しい。
「の、のだめまだ準備できてませんよ!」
「えー」
「何なんですかその不満げな声は」
「えぇー……のだめ、どうにかなんない?」
「なりませんよ!!のだめ今まで寝てたんデスヨ?
 先輩こそソ……ソレ、どうにかなんないんですか!」
「おまえがどうにかしてくれよ……」
言いながら、千秋の指はのだめのクリトリスをさすり続けていた。
快楽を引き出そうとする、それだけの緩慢な動き。
そんなものに無理やりに興奮させられてしまう自分が、のだめはなんだか悔しくなる。
……こんなにぞんざいな抱かれ方は初めてだ。
「……なんか、缶詰の日みたいデス」
「……?」
「おんなじ、食べ物なんですけど。のだめ、今までちょっと、贅沢だったかもしれまセン…」
乱れていく呼吸の合間に、途切れ途切れに言葉をつむぐ。


499 名前:テナー[sage]:2006/05/24(水) 00:06:45 ID:WUgQNvq+

千秋の長くて筋張った指が無造作にのだめの膣口に潜り込んできて、
そこの暖かく湿った感触を確かめる。はぅん、とのだめの声が上がる。
「んーーーー、まだかなぁ……」
そう言うと千秋は濡れた指を引き抜き、自分の腰をぎゅっとのだめに押し付けた。
熱く勃起した性器でのだめのそこをまさぐるように、下半身を揺らす。
とたんに湿った粘液の音が聞こえてきて、千秋は嬉しそうに吐息を漏らした。
ちょうどのだめのセックスを自分の性器で持ち上げるようにして、
柔らかい太腿と濡れはじめた唇に挟ませた勃起を腰をつかって前後に動かし、擦り付ける。
俗に言う素股の状態だ。こういうのも、普段はあまりやらない。
待ち望んだ性感に、千秋の腰の動きがどんどん早く、激しくなっていく。
いつもは膣の内側で感じている動きを今は外側で受け止めて、
のだめはその激しさにすこし怖くなってくる。
「……いつも、のだめの中で、こんなに、激しく、動いてるんデスか…」
「ん……もうちょっと、はやい、かな……」
「えー、よくのだめ壊れませんネ〜……こんなにすごい、のに」
「うん……オレも実はちょっと不思議」
互いの性器をぐちゃぐちゃと擦りつけ合ってまるで二匹のケモノみたいなのに、
荒い呼吸に紛れて交わされる言葉はいつもどおりに呑気なのが、なんだか可笑しい。



500 名前:テナー[sage]:2006/05/24(水) 00:07:19 ID:WUgQNvq+
何度かそのままのだめの奥に滑り込みそうになって、千秋は動きを止めて、
ベッドサイドに手を伸ばしてコンドームを取り出した。
自身に付けながらのだめとキスを交わしていると、
のだめがそっと、手を千秋の手に触れさせた。
「なに……なんか、不満?」
「……ちょっと、ドキドキしました」
「ばか、いくら酔ってても、ナシじゃ入れないから。安心しろ」
「………のだめ、そのままでもいいなって、思っちゃって……」
のだめの顔が真っ赤になっている。
「ダメなのだめデスね。でも、すごく、嬉しいデス。ありがとです、真一くん」
と言って、のだめは顔を千秋の肩に伏せた。
千秋もそれを受けてこれ以上ないくらいに赤面し、のだめを見やる。
のだめに自分の顔を見られていないのを内心ほっとしつつ、
今のでもう一瞬だって我慢できなくなって痛いほど張り詰めた器官を
ず、とのだめの中に押し込んだ。



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