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のだめカンタービレ3

501 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/18(水) 01:10:24 ID:amplIWIY
是非

502 名前:nico[sage]:2005/05/18(水) 18:55:12 ID:boBxaip4
昨日投下予告した者です。
暖かいお言葉ありがとうございます。
エロだけじゃなく萌えも不足しているような気がしてならないんですが、
よかったら最後までお付き合い下サイ☆


503 名前:nico[sage]:2005/05/18(水) 18:56:23 ID:boBxaip4
1.
「センパイー。見てください! カワイイおうちデス! のだめも結婚したらあんな家に住みたいです!」
「…勝手に住めよ。同じ星の人間と。」

 車窓から見えるのは古びた町並みとそこに灯る暖かな光。
なのに目の前の恋人は楽譜と向かい合うばかりで、自分の話などちっとも聞いていない。

「ふぎー。ひどいです! 恋人たちの始めての二人旅なのに、先輩ってばつれなさすぎです!」
「何が恋人たちの旅だ。俺の演奏旅行に憑いてくるって言ったのはおまえだろ?
連れてきてやっただけありがたく思えよ。」


504 名前:nico[sage]:2005/05/18(水) 18:57:58 ID:boBxaip4
2.
 二人の乗った列車は昼過ぎにパリを出発し、早朝には到着する予定の目的地に向かって軽快に飛ばしていた。
はじめの数時間は、シンプルなつくりでありながらも機能的で快適な一等寝台車や、移り行く景色に
いちいちふおーと奇声をあげていたのだめも、さすがに世も更けてくるころには
ただ座ってばかりの列車に食傷気味になっていた。
 口をとがらせて、やっぱり飛行機のほうが早くて快適なのに、などとぼやいてみても
隣に座る恋人はすっかり音楽の森の住人で、こちらの声など耳に入らないらしい。

 あまりにもつまらないので吐息があたるほど近づき、耳元でささやく。
「先輩、のだめと楽譜とどっちが好きですか?」
「楽譜」
 帰ってくる冷たい声に、また今年も楽譜以下ですか… 
あれ? どこかで聞いたようなセリフですね。マンガでしたっけ?
などと考えている間にもどんどんとむかついてくる。

 …もうちょっとのだめのことちゃん見てくれてもいいんじゃないデスかね?




505 名前:nico[sage]:2005/05/18(水) 18:59:09 ID:boBxaip4
3.
「ぶほっ… おい、こら… お前なにやって…」
「いいじゃないですか。先輩ちょっと今日冷たすぎですよ。昨夜はあんなにアツく愛を語ってくれたのに。」
「語ってねえ! 降りろ! 触るな!」
「ふふ。口ではそんなこと言ってても体は正直デスよvvv」
「どこのオヤジだ、お前は。しかも変態…」

 のだめは千秋のひざに腰掛けたままその唇にキスを落とす。
その大きな手で千秋の手のひらの中心をかりかりとかき刺激する。

「いいじゃないデスか。せっかくガッコウもお休みなのに先輩またすぐいなくなっちゃうって言うし、
のだめさみしかったんですよ?」
 上目遣いに千秋の瞳を見つめながら話すのだめ。そのほほはピンク色に上気して、口をとがらせながら千秋の胸元にのの字を書いたりしている。
 やばい… かわいい…

「あんまり勉強ばっかりしてると頭が悪くなりマスよ? 人生にはもっと楽しいことがいっぱい
あるんデスよ?」
 のだめが教えてあげマスよ―などと言いながら
そうしている合間にも千秋のシャツのボタンをその手で器用にはずしていく。




506 名前:nico[sage]:2005/05/18(水) 18:59:47 ID:boBxaip4
5.
 観念したかのように千秋は楽譜を置きのだめにキスをおとす。
「やっと愛を確かめ合う気になったんデスね。」 
 くすくすと笑うのだめ。つられて千秋も笑う。
「あの状況で勉強を続けられる男はいねーだろ。どこで覚えたの?そんな技」
「…自分が教えたんじゃないデスか。……ん…」

 笑いながら、のだめの首筋に、胸に、すべすべとした腹にキスを落としていく。
くすくすとした笑い声が熱を帯びた声色に変わっていく。
ガタコトとうるさかった列車の音が聞こえなくなっていく。



507 名前:nico[sage]:2005/05/18(水) 19:00:30 ID:boBxaip4
6.
    ********

 ガタンゴトンと揺れる音で目が覚める。
腕の中ではのだめが子供のようにすぅすぅと寝息を立てて眠っている。
さらさらと揺れる栗色の髪。華奢な体をゆるく抱きしめる。外はまだ暗い。

「ん… もう朝ですか? 朝ごはんはなんですか先輩〜?」
 もぞもぞと動くのだめ。完全にねぼけている。
「はぁ… だからやだったんだよ」
「むきゃ! なにがですか?」
「だってお前声でかいんだもん。ぜってー外にもれてる。」
「……! だって先輩があんなことさせるからじゃないデスか!Hすぎデス!」
「…自分で誘ったくせに」
「だからって! 粘着の完璧主義者(カズオ)だからですかね〜?」
「首、しめられたい?」
「ぎゃぼ、冗談デスよ、冗談。ロープです!」

 列車は暗闇の大地をかけて行く。
「あっ、先輩見てください! きれいな星! 明日はきっと晴れデスよ!」
きっと公演も大成功です。フーン、と鼻を鳴らす。マングース?

俺はくすくす笑いながら、そのひたいにひとつ、キスを落とした。

となりには、子供のように目を輝かせる、愛しい人。


508 名前:nico[sage]:2005/05/18(水) 19:01:35 ID:boBxaip4
……以上です。

 あれ? 主語が行ったり来たり? とか 千秋別人? とか
 おいおい肝心な部分がねーじゃねーかよ
という声が聞こえてくる気がしますが、アフリカの大地のような広い心でスルーしていただけるとうれしいです。
ヘタレててスマソorz

今回が初めての投下ですが、時間(&需要)があればまた書きたいなーと思っています。
千秋の(そして所長の)変な妄想ばっかするなー という声が聞こえてきそうだ。


509 名前:nico[sage]:2005/05/18(水) 19:04:32 ID:boBxaip4
世も→夜もです。失礼。
あうち

510 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/18(水) 21:51:52 ID:JVnIk1zC
GJ!

511 名前:名無しさん@ピンキー[]:2005/05/18(水) 23:53:59 ID:UdFsOU2b
よかったでスヨ。GJ〜

512 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/19(木) 00:15:30 ID:SPm7IK8A
面白いね
どこら辺が?とか言われそうだけどね
2ちゃんじゃ事細かく書くと荒れる要素になるかもだからね
無難に。のだめ歴が浅いしね

お疲れ様でした。

513 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/19(木) 00:33:18 ID:MIlHynpJ
GJ!エチ無しもなんだかまたーりしていいね。

514 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/19(木) 17:07:07 ID:+KqHhWFH
ノエル補完SS投下します。
千秋×のだめ エロはありません。
ネタばれしまくりですので嫌な方はスルーでお願いします。

515 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/19(木) 17:07:42 ID:+KqHhWFH
本当にごめんだ! と思う心とは裏腹に
気が付けば彼女の背に腕を回している自分がいた

「one thing I want in a lover」

殺されるかと思うほどの力強さで首を絞めてきたその手はいま
迷子になった子供が母親に縋りつくような必死さでオレを柔らかく拘束してる。
真剣に向き合おうとしない、というオレの言葉に
いつだって本気だと
飛び蹴りを喰らわせ、マフラー技で転がし、挙句に馬乗りで首絞め。
勘弁してくれってな感じの予測不能な行動を取る変な女なのに。
あの涙は反則だと溜息を付きつつ未だ泣き止まぬ彼女の頭を抱えるようにして撫でる。
「……ほら、いーかげん泣き止めって」
ポンポンとあやすように叩くと、はうっ……とのだめは赤い目を擦りながら顔を上げた。
「仲直りしたの? よかったわネ」
「女の子を泣かしちゃイカンぞ、色男!」
掛けられた言葉にはじめて街の往来で痴話喧嘩(だろうな……)を繰り広げていたことに
気付き、慌てて立ち上がる。
「い、行くぞっ!」
ほへ? と首を傾げるのだめにハンカチを押し付け、その手を掴んで引っ張り上げた。
いつのまにか周りを囲んでいたギャラリーを押しのけ、足早にこの場を去る。
途端に後ろで沸き起こる拍手に、恥ずかしさで死にそうなオレの気も知らないで
呑気に手を振るのだめの頭を、繋いでる反対の手で軽く小突いた。

516 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/19(木) 17:08:31 ID:+KqHhWFH
「はぁ……」
果てしなく疲れたオレをよそに、のだめは鼻歌を歌いながら馬鹿みたいにデカいツリーの
飾りつけに取り掛かっていた。
「二人のラブを1から彩るツリーの飾りつけデス! えへー」
もう勝手にしてくれとソファーで脱力していたオレだったが、ふとあることを思い出し
のだめの手にあるオーナメントを奪い取った。
「お、おまえそっちやれ。こっちの高いトコはやってやるから!」
「ギャハ♪ やっぱり千秋先輩も愛の飾りつけやりたいんデスネ」
ウキュキューと変態笑いをしてるこいつの首を絞めてやりたい衝動に駆られるが
ここはぐっと堪えた。確かこのへんに……。
目的のものを見つけると、それを素早くポケットに隠し入れ、オレは誤魔化すように
話を振る。
「おまえ、今日どこ行ってたんだよ」
態度を改めさせられた上に、コレを渡すのは面白くない。(←オレ様学)
何気なく口をついた言葉に、のだめは飾りのベルを持ったままウフフと笑う。
「教会でー、馬の役をやってたんデス」
はぁ!? 馬?
「インフルエンザで来られなくなった子供の代わりに、黒木くんと」
やっぱり黒木くんと一緒だったのか……。で、馬って。
「楽しかったデスよ〜。獅子舞もウケたし」
……それは、大変だったろうな、黒木くんが。
この変態女に付き合わされた彼に同情しつつ、オレは黙々とオーナメントを飾る。
「って、先輩ちゃんと聞いてマスか?」
「ああ。で、なんで劇の代役?」
手元にあったオーナメントを全て飾り終え、明らかに飾りが足りてないツリーを
見上げながらオレは言った。
「リュカ、あ、ガコの友達なんですケド、のおじいちゃんが教会の聖楽隊を指導してて」
『対位法』を教わりに行ってて仲良くなったんデス。
フーンと鼻を鳴らして完璧デス! と飾り付けを終えたのだめはそのまま
リボンのついた包みが置かれた机の方に移動した。

517 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/19(木) 17:09:11 ID:+KqHhWFH
「『対位法』? おまえが!?」
およそのだめに似つかわしくない言葉を聞いて、オレは素直に驚きの声を上げる。
そんなオレの様子にのだめはおかまいなしとバリバリと包装を破り、
「はい、それで今日のだめはすばらしい本を手に入れたんデス」
やっぱり普段の行いがいいからですかね〜、と笑った。
中から出てきた本を見て、オレは後ろの本棚を探る。
そして、もうでたらめとは言わせない? とかなんとか妄想中ののだめの前に
1冊の本を差し出した。
「ん。その本の日本語版」
愕然とするのだめに内心してやったりと思いつつ、無関心を装って話しかける。
「それよりおまえ、試験でバッハやってるんだろう? ちゃんと弾けるように
 なってンのか? 弾いてみろよ」
今までの苦労はいったい……とまだショックの抜けきらない様子ののだめを尻目に
平均律クラヴィーアの楽譜をパラリと捲る。
目の前にある音符の追いかけっこはまるで先程の自分たちを見ているようで。
心の中で、クスリと笑った。
まあ、それは後日……。ぱたんと本を閉じて立ち上がると、のだめはえらそうに
胸を張って言い放った。
「今日はノエルですよ? まずは腹ごしらえからでしょう! 
先輩なにか買ってきましたか? オランダ土産」

その普段の行いをどうにかしろ――!!
ガボ――ッ

楽譜を投げつけさっさと弾け! と怒鳴りつけるとのだめは渋々ピアノチェアに
座り、鍵盤に手を置く。
一瞬、目を瞑りすうっと静かに深呼吸してからその指を軽やかに滑らせた。


518 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/19(木) 17:10:23 ID:+KqHhWFH
橋の上でオレ様に気付かず見事にスルーしたこいつの。
忙しかった、と電話をしてこなかった理由を話したこいつの。
こっちから願い下げだと身体を震わせて言い捨てたこいつの。

ピアノを、ただ、聴きたかった。
ピアノの調べに迎えられて、はじめて「ただいま」と言えるのかもしれないから。

迫り、離れ、再び近づいていく。その旋律は教会の響きを思わせオレは目を閉じる。
バッハは苦手だったはずなのに……。
こいつはこいつなりに、必死でがんばってる。それを……。
――おまえの音楽に対する態度と一緒だな!
吐き捨てるように言った言葉を思い出し、ちくりと胸が痛んだ。
わかってなかったのはオレも一緒か。
そっと溜息を付いて、腰掛けていた机を離れ。
ピアノを夢中になって歌わせるのだめの側へゆっくりと近づく。
最後の音が合わさった瞬間、のだめはこちらを向いて微笑み。
オレは彼女の身体をやさしく抱きしめた。


519 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/19(木) 17:10:56 ID:+KqHhWFH
「ただいま」
「え……えと、あの、お、オカエリナサイ」
突然のことに赤面しつつ固まるのだめにそのまま、と耳元で囁いてから
少し身体を離し、ポケットから取り出したネックレスを着けてやる。
ふおお〜、と奇声を上げながらトップのルビーを手にとって目を輝かせるのだめに
「今日は、その、ノエルだし……」
言い訳のように呟くオレは相当かっこ悪いと自分でも思う。
しかもコレ本当は4ヶ月も前に買ったものだしな。
「ありがとゴザイマス。大切に、します」
少しその瞳に涙を浮かべながらも無邪気に笑うのだめが。
悔しいけれども。
本当にムカつくほど悔しいけれども、かわいくて。
さっと掠め取るようなキスをした後、逃げるようにキッチンへ向かった。
「さっきは、悪かったな」
後ろから聞こえてきた返事は
「のだめも、ほんのちょっぴりですケド、ごめんなサイ」
可愛げのない言葉に振り向くと、のだめは鏡の前でポーズをとっていた。
本当にこいつは、理解の範疇を超えていく……。
オレは苦笑いしながら、夕食の準備に取り掛かった。


520 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/19(木) 17:12:25 ID:+KqHhWFH
その後、ノエルにしては寒い夕食を済ませて。
そのままのだめと一夜を共にするのは自然の成り行きだったと思う。

帰りを迎えてもらえず。
勝手に馬鹿デカいツリーを部屋に置かれ。
自分への褒美にと買ってきたワインはほとんど飲むことなく。
恋人からは殺されそうになり。
それを多くの人びとに目撃され。
計画通りにプレゼントを渡すこともできず。
カッコ悪いことこの上ない散々なクリスマスだったけれど。
それでも――。

「……んー」
寝返りをうつ彼女の胸元にはハートのルビー。
寒そうに震えるむき出しの白い肩に毛布を掛けなおしてやり、そのまま
包み込むように腕の中へ。
その温もりに再び夢の中へと誘われ、目を瞑る。

オレはきっと今日のことを忘れないだろうと思う。
願わくば、彼女がずっと側でピアノを……。


おわり


521 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/19(木) 17:16:47 ID:+KqHhWFH
以上、千秋の恨み節SSでした。

522 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/19(木) 17:23:48 ID:oBeX4lOq
リアルタイムで読ませていただきました。
すごくGJ!です!
すごく文章が綺麗で、読みやすかったです。
心理表現がとても上手ですね。
エロがなくても、すごく萌えました。
以前、書かれた方でしょうか。
できらば、またの投下を心よりお待ちしています。
ありがとうございました!

523 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/19(木) 17:51:52 ID:fByYmhOx
GJ!
コマとコマのあいだをうまーく読ませてもらったという印象です。
痒いところに手が届いた印象。
俺様学には笑いました。



524 名前:名無しさん@ピンキー[]:2005/05/19(木) 20:08:22 ID:Z0uY0ngS


525 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/20(金) 11:51:02 ID:DYRGs2WX
GJ!
ノエルはそんな夜だったのか・・・と納得。
補完見事でした。空白のパズルが埋まった感じ。


526 名前:名無しさん@ピンキー[]:2005/05/20(金) 18:07:52 ID:QhgcleVr
微妙…

527 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/20(金) 20:45:24 ID:KjkPNwtB
「自然のなりゆき・・・」ってところが、酷く不自然・・・

528 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/21(土) 00:23:23 ID:7+UAexEE
ガタガタ言うんやったらお前が書けや。
文才のないヤツに限ってそんなん書きよんねんな。

529 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/21(土) 00:27:02 ID:JiqNg/iM
意見かいたらいけないんだー へー

530 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/21(土) 01:39:33 ID:1BiSccn9
意見つーか、誰のためにもならん意見なら
チラシの裏にでも書けよ。マジ迷惑。

少なくとも、作家さん達が落としにくくなるような
意見はイラネー。

531 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/21(土) 02:07:41 ID:JiqNg/iM
なんでもかんでも「GJ!」ほうがいーんだ へー

532 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/21(土) 03:20:43 ID:blw5U+WI
マンセーだけされたいなら2ちゃんに落とすなよ

533 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/21(土) 08:10:45 ID:E3rwIpcL
まあまあ。私は楽しかったデスよ?お二人ともGJ!
>504、greenですね。笑いました。誠さん好きだったなあ…

534 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/21(土) 09:46:32 ID:u5jv8YN0
「先輩、のだめと楽譜とどっちが好きですか?」
「楽譜」

こういう時は俺様学もしっかり発揮できるのにねwワロス
green読んでないのですが、誠さんもちょっと俺様入ってるんですか?


535 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/21(土) 13:56:09 ID:E3rwIpcL
誠さんは千秋を大人にした感じ。
greenおもしろいですよ。のだめ似(美人)の元カノも出てきます。
ワコちゃん見てるとのだめが普通に見える…

536 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/21(土) 17:31:24 ID:QzGNtU1i
今年も土以下…
大好きなシーンです。所長のセンスに脱帽。

537 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/21(土) 20:21:15 ID:u5jv8YN0
ワコちゃんは土以下のヒロインなんですかw
読みたくなってきた。

538 名前:名無しさん@ピンキー[ssge]:2005/05/21(土) 22:05:00 ID:hu/tpJHc
ワコちゃんものだめも一生懸命でかわいいよねw
ワコちゃんがケーキに「なぜ?」って書くシーン爆。

539 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/22(日) 00:58:46 ID:YcIq4+vo
そうそう。なんだか憎めないし。天ファミでも思ったけど、
憎めないキャラを描くのがうまい。

540 名前:名無しさん@ピンキー[]:2005/05/26(木) 00:04:44 ID:MV89QC5w
のだめが千秋のことをたぶんはじめてムッツリ呼ばわりした〜〜♪
つまりムッツリなことをいたしたのねw
本誌そこはかとなくデキテマスオーラがあふれてるのに萌

541 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/27(金) 01:23:57 ID:JtermUGZ
Dカプにモンモンしてるのにきづいてたのかw

542 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/27(金) 13:39:30 ID:KzBfCCvf
おっぱい星人ぷりを発揮したんだろうか。



543 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/28(土) 20:09:19 ID:/EI4CN6V
ノエルネタSS、もう出てるけど書きたい・・・
イマジネーションが降ってきたんす
ちなみにエロありです


544 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/28(土) 20:26:45 ID:nxVab8qY
ぜひお願いします!

545 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/28(土) 20:42:55 ID:GzcQQi5Q
待ちしてます!

546 名前:543[sage]:2005/05/28(土) 20:57:45 ID:/EI4CN6V
文章に仕上げて出直してきます
出来ければ今日中に戻ってきたいです

547 名前:名無しさん@ピンキー[]:2005/05/28(土) 23:22:34 ID:yD6sZb5b
違うよ。峰が昔ムッツリだってのだめに言ったからだよ。

548 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/29(日) 01:02:28 ID:HQs8752N
543さんはまだでしょうか?

…短め甘めエロ少なめの投下します。

*******************************************************
胸元への圧迫感で目が覚める。
彼女がオレにがっしりとしがみついて、静かな寝息を立てていた。
安心しきった、赤ん坊のような寝顔。
いつまで眺めていても厭きない、愛しいその横顔。
柔らかな髪を、起こしてしまわないようにそっと撫で、
軽く開かれた、ふっくらとしたくちびるに指を這わす。
時計に目をやると、午前4時。起きるにはまだ早い。
しかも今日は、久々に二人のオフが重なった日だ。
だからこそ、こうして二人、裸のまま抱き合って眠りについたのだ。

頭をそっと抱き寄せ、髪に顔を埋める。
このぬくもりに包まれながらもう一度眠りにつこうか…
それとも…

549 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/29(日) 01:02:50 ID:HQs8752N
頭を抱き寄せていた手を、そっと、首筋、そして背中から腰へと這わせていく。
白く、しっとりとした滑らかな肌。
そこには、昨夜自分が残した小さな赤い痣がいくつもちりばめられていて。
緩やかにカーブを描く腰から下のライン。
何度唇を這わせ、味わっても厭くことのない官能の蜜の味。
そして、身体に密着してくる、ふたつの柔らかく大きな膨らみ。

その身体のひとつひとつを眺めているだけで。
ほんの数時間前、あれだけ乱れ貪りあったのに…
また欲望が湧きだしてきた。

髪にそっとキスを落としながら、ゆっくりと手を腰に這わせていく。
ヒップラインから腿へと滑らせ、一度その肌の柔らかさを確認すると、
割れ目にそっと指を差し込む。
しっとりと潤ったそこは、昨夜の名残を感じる。
何度か前後に動かすと、すぐに甘美な蜜が溢れてきた。


550 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/29(日) 01:03:31 ID:HQs8752N
「ん…はぁ…」

下半身に甘い痺れを感じて目を覚ます。
身体を動かそうとしても、彼にしっかりと抱き締められていて動けない。
それどころか、その甘い痺れはすぐに全身を支配する。
彼を抱き締めていたその腕に、自然に力が入る。
彼の手は、ゆっくりといたわるように、でも確実に私のいちばん敏感な部分を攻めてくる。
意識が眠りから覚醒しないうちに、官能の渦へと巻き込まれていく。

「し、しんいちくん…やめて…」
やっとの思いで呟くが、もちろん彼が聞く耳を持つはずがなく。
ゆるやかな愛撫が段々と勢いを増して。
卑猥な水音を立てて、彼の美しく長い指が私の中へと侵入してきた。
その衝撃で、無意識に押し殺していた声が漏れる。
ゆっくりと出し入れされる指が、意識をさらに遠くへと運ぶ。


551 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/29(日) 01:03:52 ID:HQs8752N
「こんなになっても、まだやめてほしい?」
耳元で、彼の低い囁きが聞こえる。

こんなに…?私はどんなふうになっているの?

やめる…?なにをやめるの?

朦朧とする意識で、必死に考えようとするけど、
快感の波が次々と押し寄せてきて、その隙を与えてくれない。

ふいに手を取られ、そのまま彼自身へと導かれる。
硬さと熱さに、遠のいていた意識が戻ってくる。
思わず手をよけようとしたけど、それは彼の手に阻まれて叶わずに。

「も、我慢できないんだけど、いいかな?」

彼の身体が私から離れ、私は仰向けにされる。
ゆっくりと彼が私に重なってきて。
そして唇も重なり。


552 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/29(日) 01:04:24 ID:HQs8752N
熱い…

彼女の持つ熱なのか。
自分の熱なのか。
溶け合う熱を感じながら、彼女にそっとくちづける。
うっすらと開かれた唇に舌を差し込み、彼女の舌を捉える。
まだ鈍いその反応に合わせるように、ゆっくりと味わう。
同時に手を胸元に這わせ、柔らかさを感じる。
そして指先で頂点を捉えると軽く擦る。
その瞬間、重なり合った彼女の唇から吐息が漏れ、
繋がりあった部分に強い締めつけを感じる。
それを合図にするかのように唇を離し、腰を動かした。

腰の動きに合わせ、彼女からも吐息が漏れる。
その吐息に合わせ、自分の息も、次第に熱さを増し。

−−−

その熱に負けて、意識を飛ばした。


553 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/29(日) 01:04:59 ID:HQs8752N
唇に触れたぬくもりで、意識を取り戻す。
目を開けると、彼の顔が目の前にあって。
困ったような照れたような情けない目で私を見詰めている。

「人が寝てる隙に、なにするんデスか…」
その頬を両手で包み、憎まれ口を叩いてみる。
黙れ、とでも言わんばかりに再びくちづけしようとする彼の鼻をつまむ。
そして、しかめ面する彼に、私からキスをした。


554 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/29(日) 01:08:46 ID:HQs8752N
以上デス。

543さんのノエルネタ、お待ちしております。

555 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/29(日) 12:45:15 ID:bNZ2+jtK
GJ!!

556 名前:名無しさん@ピンキー[]:2005/05/29(日) 12:55:55 ID:hXKTgvtu
萌え!GJ!

557 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/29(日) 12:56:55 ID:hXKTgvtu
ごめんあげちゃったorz

558 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/29(日) 15:08:46 ID:6oiIIahy
GJ!萌えました!

559 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/29(日) 16:02:51 ID:OmMoM0Gv
原作の雰囲気そのままですね。
面白かったです。

それと、どーでもいいけど
作品に自信があるなら今度からはトリップつけたらどうかな?

何故、トリップを勧めたのかはあれだけどね。

お疲れ様でした。

560 名前:548 ◆4sMR6mOlDA [sage]:2005/05/29(日) 20:43:18 ID:QzQ1gnpv
あぁ。トリップつけましょうね。
548=382です。

鳥つけついでに質問なんですが、
のだめの自慰って需要あります?


561 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/29(日) 21:19:59 ID:UKKptXge
あります!お待ちしております☆

562 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/29(日) 21:23:13 ID:OmMoM0Gv
個人的には上手いなぁと思う自慰描写は
あまり読んだ事がないので、読ませてもらいたいです

よろしくお願いします

563 名前:548 ◆4sMR6mOlDA [sage]:2005/05/29(日) 22:08:06 ID:XRPS5YVX
まだ構想(妄想)段階なんですけど
文章化してみます。<のだめ自慰

変態逃避法見て思いついたから、変態になると思います…



564 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/29(日) 22:41:08 ID:UKKptXge
548さん!頑張ってください!いつ頃投下出来そうですか?
急かさず、またそのくらいに来ようかと・・・。

565 名前:543[sage]:2005/05/30(月) 00:38:28 ID:CgKM4iNG
ノエルネタ投下予告をしておきながら今になりました
昨日は書きながら眠ってしまいました・・・
SSって、なかなか難しいですね

それでは、投下させていただきます
千秋×のだめで 「ノエルの夜」です

文才ない人が書いてますので、どうぞ軽い気持ちで読んでやってくださいませ



566 名前:543 ◆PIrM.PsEFg [sage]:2005/05/30(月) 00:40:55 ID:CgKM4iNG
あ、トリップつけるんですね・・うっす

567 名前:543 ◆PIrM.PsEFg [sage]:2005/05/30(月) 00:42:36 ID:CgKM4iNG

───J.S.バッハの「平均律クラヴィーア」

なんて音だ…まるで教会の響きだ…
バッハは苦手だったはずなのに…
のだめは、相変わらず楽しそうにピアノを弾いている。
でも、こいつのピアノは確実に変わって来ている。

"好きだ好きだって言うわりに表面的で、真剣に向き合おうとしない"
"お前の音楽に対する態度と一緒だな!"

オレは、さっきのだめに言い放った言葉を思い出した。
こいつなりに精一杯やってたんだろうに…
あんな事言われて、悔しかったんだろうな………すごかったけど
わかってなかったのはオレも一緒か…


568 名前:543 ◆PIrM.PsEFg [sage]:2005/05/30(月) 00:44:04 ID:CgKM4iNG

音が余韻を残しつつ、静かになった。
「どうですか?」
ゆっくりと目を開けると、のだめが少し不安げにオレを見ていた。
こいつは、今ちゃんと音楽と向き合っている。
昔みたいに、ただ楽しくピアノを弾いているだけじゃない…
「うん。…だいぶ上手くなったな」
そう言うと、のだめはとても嬉しそうな顔をした。
「あー…わるかったな。さっきはひどい事言って…」
「ぎゃぼ…のだめこそ…ごめんなさい。…ツリー勝手に部屋に入れて」
ツリー!?そうだ、そんな事で怒ってると思ってやがるんだ、こいつ!
「あのな〜ツリーぐらいで怒るかよ!オレをなんだと思ってるんだ」
「ふぉ…じゃーなにをあんなに怒ってたんデスか?」
なんで?って…帰ったら居なかったからか?待たされたからか?無視されたからか?電話をしないから…か?いや…
つーか、言えるか!
「もういい」
「えー!?なんでですか?もしかしたら、のだめも悪いのかもしれないじゃないデスか〜」
「かもじゃねーんだよ。かもじゃあ!!」
「ぎゃぼーーーーーー!!」


569 名前:543 ◆PIrM.PsEFg [sage]:2005/05/30(月) 00:45:25 ID:CgKM4iNG

「はぁー…腹減った」
「のだめもお腹すきました〜」
「外はもう無理だから、なんか作るか…」
冷蔵庫を開けると、…なんとかなりそうだ。
「パスタでいいだろ?」
ニシンの酢漬けもあるか…。
「…先輩」
「ん?」
振り返ると、のだめは口をあの「ひょっとこ」にして何かを言いたそうにしていた。
「…時々は、用がなくても電話していいデスか?」
…あ、そういう事だったのか。
こいつは、こいつなりにオレに気を使っていたという事か…バカな奴。
「その口やめろ」
オレは、のだめの顔を掴むと徐にキスをした。
のだめは、キョトンとして突っ立っている…ほんとにバカな奴だ。
「先輩……だから電話していいのか悪いのかハッキリしてくださいよ!」
「え?」
こいつだけは…理解できない。
「ダメだ」
「がぼーやっぱりーー!」


570 名前:543 ◆PIrM.PsEFg [sage]:2005/05/30(月) 00:46:29 ID:CgKM4iNG

のだめは、クッションを抱えソファーでゴロゴロとしている。
ノエルにしては寒い食事だったが、まあ満足しているようだ。
「…のだめ、おまえ今日は泊まってけよ」
のだめは、口をあんぐりと開けて驚いている。
今までこの部屋に泊まっていった事は何度もあるが、特別な事はなかった。
どうやら、これがどういう意味なのか解っているようだ。
…と思ったが、のだめはクッションを放り投げ、突然慌しく部屋を出て行った。
「え…」
え!?オレは、事態を全く理解出来なかった。
きっと戻ってくるんだとは思ったが、30分も経つとオレは諦めた。
「あの女…」
大胆にオレを誘ったりするくせに、いざとなったら怖気づいたか?
シャワーから上がると、この気持ちを沈めようとCDを聴く事にした。
久しぶりにワグナーでも聴くか…
その時だった。
ピンポーン。オレの部屋のベルが鳴った。まさか…


571 名前:543 ◆PIrM.PsEFg [sage]:2005/05/30(月) 00:47:56 ID:CgKM4iNG

「Oui?」
「先輩、のだめデス(ハート)」
「…なんのようだ」
「なんのようって…やだー先輩ったら。ふふっ」
ムカムカする。
「今日はもう自分の巣へ帰ってく…」
ドアを開けて、オレは驚愕した。
のだめは、三善の家でも着ていたあの母さんのネグリジェを着ていた。
「なんだーそのカッコは!?」
「あ、これですか?のだめ、初夜は絶対これでって決めてたんデス(ハート)」
「はぁ!?」
「そしたらどうぞって、お母さんがくれました」
あの人は…
「とにかく入れ」
のだめの腕を掴み、部屋に引き込んだ。
「あ、先輩。慌てない慌てない。夜はまだまだこれからデスよ(ハート)」
「はぁ〜…」
出るのはため息ばかり。
「とりあえず、今のだめはお姫様の気分なので、お姫様だっこをしてください」
「…ったく」
言われるがままに、のだめを抱き抱えた。


572 名前:543 ◆PIrM.PsEFg [sage]:2005/05/30(月) 00:50:03 ID:CgKM4iNG

「ふおお〜しゅてき〜!次は、窓辺へGOですよ。先輩」
のだめを抱えたまま、街が見渡せる窓へ向かった。
窓から見えるノエルの街は、いつもよりもキラキラと輝いているように見える。
「のだめの実家の側に「いつものところ」っていうホテルがあるんです…」
…なんの話だ?
「とてもボロいホテルなんですけど、クリスマスの時期だけキラキラと飾り付けされて…」
「そして…クリスマスの日だけは、満室になるんデス」
「それを見ると、あ〜クリスマスなんだな〜って感じたものです…」
のだめは、パリの街を眺めながらしみじみと語った。
「…」
「もームードのない男ですね〜そこで甘い言葉を囁くのデスよ!」
甘い言葉!?
のだめは風呂に入ってきたのか、とてもいい匂いがする。オレと同じシャンプーの匂い。←盗んだから
「のだめ…」
「はい…」
そして、さっきから気になっている胸の谷間…
「重い」
「え?」
オレは、窓辺を離れベッドの上にのだめを投げた。


573 名前:543 ◆PIrM.PsEFg [sage]:2005/05/30(月) 00:51:34 ID:CgKM4iNG

「せ、先輩」
のだめは、少し動揺しているようだった。
オレは、自分のパジャマの上を脱ぐと、足元に投げた。
「ふおお…」
そして、のだめの顔を掴むと、唇を塞さぐようにキスをした。
キスは次第に深くなり、柔らかい唇を割って入ると、舌を絡ませた。
のだめは頑なに目を閉じて、まるで耐えているようだった。
唇を開放すると、余韻のように唾液が糸を引いた。
休む間もなく、徐々に下り首筋へとキスをして、同時に手を胸へと移動していった。
思えば、なんて都合のいい物を着ているんだ。
辿り着いた手でネグリジェの紐を解き、少しずらすとすぐに胸が露になった。
のだめの胸は、とても柔らかくて滑らかで心地のよい感じだ。
柔らかいからか仰向けだと横に広がるが、両手ですくい真ん中に寄せるとかなりの谷間ができる。
胸を寄せたまま、わりに小さな乳首を親指で転がした。
「はう…」
のだめは、恥ずかしいのか顔を背けている。
既に硬くなっている乳首を口に含むと、今度は舌で転がした。
「…あ」
のだめの口から、奇声ではない艶っぽい声が漏れた。


574 名前:543 ◆PIrM.PsEFg [sage]:2005/05/30(月) 00:52:54 ID:CgKM4iNG

唇で挟んだり、舌先で突付いたり、咥え込んだり…
「…んん」
のだめは、その度に反応した。
胸を弄りながら、更にネグリジェをずらしていく。
オレの唇も徐々に下り、露になった部分に舌を滑らせていった。
「はあ…あ」
のだめの息遣いも荒くなってきた。
腰までくると、ネグリジェを一気に下ろし剥ぎ取った。
意外な事に、のだめはヒモパンだった。
そういえば、いつもヒモパンだって言ってたっけ…。
しかし、のだめのくせに……結構いやらしい体をしている。
「あ、先輩。そういえば電気、電気を消してください」
オレに、まじまじと体を見られ、さすがののだめも恥ずかしいようだ…
「真っ暗になるからやだ」
パンツの紐を解くと、のだめの体が硬直したのがわかった。
仕方なくベッドを降りて、スイッチに手を伸ばし電気を消した。
途端に部屋は真っ暗になった。
「これでいいだろ?」
「は、はい…」


575 名前:543 ◆PIrM.PsEFg [sage]:2005/05/30(月) 00:54:38 ID:CgKM4iNG

のだめに覆いかぶさると、肩を抱き寄せ、もう片方の手をのだめの秘部に滑り込ませていった。
だいぶ濡れてはいるが、のだめは相変わらず硬直している。
最初は縦に軽く撫でながら、同時にのだめの唇を吸ったり、舌を絡ませたり、時には頬や顎や耳や首にキスをした。
「はあ…ぁ」
その内、のだめは再び声を漏らし始めた。
そしてだんだんと溢れ出てくる愛液を絡めながら、指は動きを増していった。
クリトリスを摘まんだり、摘みながらつついたり、愛液を擦りつけるように撫でまわしたり…
「んん…あぁ」
のだめが体を捩りながら悶え始めた。
オレは、のだめの肩に回していた手を抜き、体を起こした。
足元に移動すると、のだめの足を持ち、開いた。
のだめは閉じようとしたが、それ以上の力でオレはそれを許さなかった。
そして、顔を近づけ、下から上へと愛液をすくうように舐め上げた。
「あぁぁっ!!」
上の方から、聞こえるのだめの声…
始めて経験する感覚から逃れようと、のだめは体を激しく捩る。
ついには頭がベッドの淵から落ちたのか、上体が異常に反っているのがわかった。
逃げたのだめの腰を引き戻し、オレは止めることなく攻め続けた。


576 名前:543 ◆PIrM.PsEFg [sage]:2005/05/30(月) 00:55:52 ID:CgKM4iNG

更に指で奥を押し広げると、唾液をたっぷりと含ました舌を突き立てて、その奥を探った。
「いやっ!あぁ…っ」
舌先がギュッと締め付けられ、押し出された。
まさか、もうイッたのか?
溢れ出てくる愛液を押し戻すように舌先を挿入し、膣のほんの入口を愛撫する。
「あ…あぁ!」
指でクリトリスを摘み舌先で刺激しながら、人差し指をゆっくりと中に入れてみた。
「ああ…っ」
膣の中はもう十分に濡れている。
ネットリとした愛液を指に絡ませるように、膣の中をゆっくりと探った。
「はぁ…ああ」
もう十分だろう…
「のだめ、そろそろ入れるぞ」
「は、はい…」
履いていたパジャマの下を脱ぎ、オレのモノをのだめのそこに充がった。
「あ…ま、待ってください!」
のだめが突然、上体を起こし訴えた。
「なんだよ」
「あの…痛いデスか?」


577 名前:543 ◆PIrM.PsEFg [sage]:2005/05/30(月) 00:57:14 ID:CgKM4iNG

みんな最初は痛がってたし…
「そうだな。痛い…だろうな」
「はうう…先輩、優しくしてください」
「ああ。わかってる」
充がわれたままになっていたモノを、ゆっくりと進めた。
まだ先が少し入ったばかりなのに、なかなかスムーズに行かない。
「のだめ、力抜かないと余計痛いぞ」
のだめは、力をを抜こうと努力しているようだったが、全く持って入らない。
オレは体勢を変え、のだめに覆いかぶさり抱きしめた。
耳元で、のだめの息遣いが聞こえる。
「のだめ、背中に手を回して」
のだめは、言われたとおりにオレの背中にギュッと手を回した。
再び、オレのモノを充がい、腰に力を入れた。
やはりなかなか簡単には入らなかったが、もう絶対にこのまま押し進めようと決めた。
「い、痛いです!先輩!!」
だいぶ入ったが、のだめの中は更に狭くなる。
「もう、少しだから…」
「あ!!」
のだめの体が逃げようとするので、両手で力いっぱいのだめを抱き込んだ。
「いーーっ!!!!」


578 名前:543 ◆PIrM.PsEFg [sage]:2005/05/30(月) 00:58:45 ID:CgKM4iNG

入った…
のだめの中は、かなり窮屈でオレのモノを締め付けている。
「のだめ、入ったぞ」
「…で、でも、痛いです」
これじゃ、しばらく動くのは無理だな。
オレは、下半身をなるべく動かさないようにして、キスをして、のだめの口の中を舌で探った。
時折やわらかい胸を弄んだり、脇や腰を摩ったり…
そうしている内に、窮屈なのは相変わらずだが、粘液が絡み、動きやすくなったような気がした。
「少し、動くぞ」
モノを出し入れするというよりも、ゆっくりと微かに体を揺らしながら振動を送る。
これでも痛いかもしれないが、摩擦がない分楽だろう。
「痛いですーっ」
のだめの中は、またかなりの力が入っている。
構わず、オレはテンポよく揺らし続けた。
そのうち、それに合わせてのだめが声を出すようになった。
「あっ あっ あっ あっ あっ あっ あぁっ…」
耳元で聞こえるのだめの声は、確かにのだめの声なのに色っぽい…
オレに身を委ね、徐々に力が抜けて来ているのがわかった。


579 名前:543 ◆PIrM.PsEFg [sage]:2005/05/30(月) 00:59:51 ID:CgKM4iNG

そう言えば、オレは大事な事を忘れていた。
コンドームを着けずに挿入してしまった。
仕方ない、直前で外に出すしかないな…
…あ、なんかちょっと来た。
少しテンポを上げ、のだめを揺らす。
「あっあっあっあっあっあっあ…っ」
のだめの中には、だいぶ愛液が溢れている。
様子を見ながら動かしてみようと思い、体を起こした。
ゆっくり腰を動かし、少しだけ抜いて、入れてみた。
「はあ…っ」
ジュボッという音と共に、外に粘液が溢れ出てきた。
感覚が麻痺しているのか、痛いとは言わなかった。
ゆっくりだが、連続してやってみる事にした。
「あっ…あん…は…あん」
だんだんと気持ちが高ぶってきて、気が付けばそれはオレのペースになっていた。
「や…あぁ…あん…はぁ〜ん」
オレは、もう少しでイキそうだった。


580 名前:543 ◆PIrM.PsEFg [sage]:2005/05/30(月) 01:01:26 ID:CgKM4iNG

のだめの腰をグイッと引き寄せ、更に奥へ突き入れた。
「う…あっ、ああ…あ」
そろそろだ…
「のだめ…っ」
「あ…あ!」
来た!
一瞬躊躇したが、オレは直前で抜き、のだめの腹の上に放出した。
「はあ、はあ」
「はあ、はあ…」
息も乱れたままベッドから降りると、向こうの部屋からティッシュを取ってきた。
そして数枚取り出すと、まず自分のモノを拭き、次にのだめの腹の上のものを拭いた。
「はあ…はあ…どうしたんですか?」
説明する必要はないだろう…
「別に…」
最後に、のだめのを拭いてやった。
「あ…ありがとうございマス」
のだめの顔はよく見えないが、照れているのがわかった。
「それより、大丈夫か?体」
「はい…まだ痛いですけど、大丈夫デス」
手探りでパジャマを拾い集めて着ると、のだめにもネグリジェを渡した。
のだめにキスをして抱きしめて…もう、そのままだった。
のだめの火照った体の上で、オレは眠りに落ちた…


581 名前:543 ◆PIrM.PsEFg [sage]:2005/05/30(月) 01:03:05 ID:CgKM4iNG

それから夜中に二度、目が覚めた。
一度目は、のだめが寝返りをうった時。
肩を出して寝ていたのだめに、毛布を掛けてやったのを朧げに覚えている。
二度目は、何かの気配を感じて目を開けた。
側を探ると、隣で眠っていた筈ののだめが居なかった。
部屋は、窓から射し込む街明かりでうっすらと様子が伺える。
のだめは、あのツリーの側にいた。
あいつ、何をしてるんだ?
のだめのシルエットは、ツリーに手を差し伸べて何かを取り出した。
「ほわぁ…」
一瞬、キラリと光ったもの…
あ…忘れてた。ネックレス…。
オレが上海で買ってきた、ルビーのネックレスだ。
ツリーに飾ったのをすっかり忘れていた。
のだめは、よほど嬉しいのか光に照らしずっと眺めている。
ドレスを身に纏い…わずかな光が映し出す彼女は、なんというか…お姫様?いや妖精?
なに言ってんだ…そう思いつつ、オレはその光景に見とれていた。
夢の中のようにも思えるほど、それはちょっと幻想的な光景だった。


582 名前:543 ◆PIrM.PsEFg [sage]:2005/05/30(月) 01:04:24 ID:CgKM4iNG

しばらくして、のだめはベッドに戻ってきた。
オレはとっさに目を瞑った。
「先輩…大好きデス(ハート)」
のだめは耳元で囁くと、オレの頬にキスをした。
毛布の中に潜り込んでくると、静かに擦り寄ってきた。
部屋が空調されてるとはいえ、のだめの体は冷えていた。
「…のだめ」
思わずのだめの肩を抱き寄せたが、応答はなく、眠ってしまったのがわかった。
首まで深く毛布を掛けてやり、のだめの寝息に耳を傾けた。
ったく…羨ましい奴だ。
その内に、オレは再び眠りに落ちた。


583 名前:543 ◆PIrM.PsEFg [sage]:2005/05/30(月) 01:07:50 ID:CgKM4iNG

「先輩、起きてください」
のだめの声がする…
「う〜ん…今何時だ?」
「もう8時デスよ。それにしても千秋先輩、甘えん坊さんデスね(ハート)」
え?オレは、途端に目が覚めた。
すると目前には、ネグリジェの前がはだけて露出された胸の谷間があり、思わず飛び起きた。
「先輩、寝てる間にのだめの胸ずっと触ってましたヨ〜」
なにー!?
「ぷぷっ、どんな夢を見てたんですか?まさかお母さんの夢デスか?」
「んなわけねーだろ!」
しかし、のだめの胸…触り心地がいいのは確かだ…
「先輩…夕べはとってもステキでした(ハート)」
なんか照れる…
「あのな…言っとくけど本当はあんなもんじゃねーぞ」
「むきゃ!先輩しゅてき〜!マジシャン!ゴールドフィンガー2005〜!」


584 名前:543 ◆PIrM.PsEFg [sage]:2005/05/30(月) 01:10:35 ID:CgKM4iNG

のだめの首には、ルビーのネックレス。
思ったとおり…よく似合う。
「ネックレス…見つけたんだ」
「あ、はい。のだめ、貢物はいつでも大歓迎デスからね(ハート)」
「その考え方なんとかしろーーーー!!」
「ぴぎゃーーーー!!」
こいつはすぐ理解の範疇を超えていくけど…
「先輩…ずっと一緒ですヨ」
「はあー…」
きっと変わらない。

-おわり-

585 名前:名無しさん@ピンキー[]:2005/05/30(月) 01:14:41 ID:QSmCkHBc
リアルタイム!!GJ!!


586 名前:543 ◆PIrM.PsEFg [sage]:2005/05/30(月) 01:14:46 ID:CgKM4iNG
以上です。

「ノエルの夜」とか言いながら、欲張って「朝」まで書いてしまいました
読んでくださった方、ありがとうございました

587 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/30(月) 01:16:22 ID:yMlQnuxN
リアルタイムで読みました!
すごくGJ!です!
ありがとうございました!

588 名前:名無しさん@ピンキー[]:2005/05/30(月) 01:18:35 ID:RVQLDl2G
初リアルタイム!GJ!

なーぜーか、いちばんの萌どころが、千秋に「重い」と言われて、ベットに投げられるところでした。
・・・な、投げられたいっす!

コトの後(ティシュとか)のところが、なんだかリアルでしたです。

589 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/30(月) 09:26:16 ID:j+3LqlFy
GJ!!
面白かった。

のだめはやっぱり処女なんだな。

590 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/30(月) 10:41:44 ID:j9mmdwVs
GJ〜!!ネグリジェGJ!!
朝から萌えました!
こーゆーネックレスの渡し方もありだね
あと、ホテル「いつものところ」ってネーミングワラタw


591 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/30(月) 14:18:13 ID:kCgtM7Mv
かなりGJ!!
ちょっと長いからスルーしようかな思ったけど
読んでみると一気に読めました
すごく面白かったです
Hシーンも萌えたけど、真夜中ののだめのシーン、想像して萌えました

592 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/30(月) 14:27:16 ID:kCCqdXuV
良いssが投下されると盛り上がるね

あんまり萌えとかわからないけど
良い感じで楽しく読めました。

お疲れ様でした。ありがとさんです。

593 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/30(月) 22:02:53 ID:iaPcds6x
GJ!
面白かった
セリフが自然・・・つか、まじでこんな感じだったんじゃ?オモタ
絵が思い浮かんで、本編読んでるような感覚でした
ティアキのHもステキでしたよ(ハート)

594 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/30(月) 22:25:35 ID:/m16v5T2
>548さん
遅くなりましたがGJ!です。鼻をつままれる千秋に萌えてしまいました。

>543さん
実は昨日リアルタイムでドキドキしながら見てました。GJ!
ホテル「いつものところ」で笑いました。うちの地元には
「と、いうわけで。」というホテルがあります。行ったことない
ですけど。

595 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/30(月) 22:39:16 ID:vbDJicYu
なかなか久々に萌えるのきましたね!
私的には最高傑作ですよ!
GJです!

596 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/30(月) 23:13:06 ID:hzLWr166
なんかの漫画で「いつものところ」という店がでてた記憶があるんだけど思い出せない。
なんだったかなー。

597 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/30(月) 23:46:11 ID:8+TNGWSM
>596
ひかわきょうこさんの「女の子は余裕!」では?
シリーズの中に「いつものところ」とか「例のところ」という
お店の名前が出てますよ。


598 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/30(月) 23:56:56 ID:hzLWr166
ソレダ!ありがとう。すっきりした

599 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/31(火) 00:53:00 ID:+4vcEX7U
うちの地元に「いつものところ」いうボロいモーテルがある
読んでて、まさか>>543さんは同郷!?て思った‥

600 名前:名無しさん@ピンキー[sage]:2005/05/31(火) 01:03:26 ID:+4vcEX7U
あ、543さんGJ!
読んでて楽しかったですよ
盗んだシャンプーとかツボ心得てる
エロもエロくて、ノエルらしくロマンチックな所もあって‥萌でした


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